『たっくーTVれいでぃお』の「こいつだけは許すな。」は、人気ファミリー系配信者の凄惨な虐待事件を伝える回である。
発端は和歌山県で起きた2歳児死亡事件だ。
幸せそうな家族チャンネルの裏で、何が起きていたのか。海外の壮絶な虐待事例も交えて紹介している。
「幸せな家族」投稿の裏にあった違和感
父親は中学時代からSNSで発信を続けていた。TikTokのフォロワーは3.9万人に上る。
投稿は家族でお出かけや誕生日会など、ほのぼのとした内容ばかりだった。
だが亡くなった長女の体重はわずか6kgだった。2歳児の平均体重の半分ほどしかない。
死因は全身打撲による外傷性ショックだったという。両親は外出のたび、兄だけを連れて長女を家に残していた。
兄が主役の投稿では愛情深い姿を見せていた。一方、長女には見向きもしないシーンもあった。
実は1年以上前から、娘の出番が少ないと指摘する声が上がっていたという。
父親は当時、娘はまだ機嫌よく撮影できないと釈明していた。
「なんで娘だけ」抱いた視聴者の違和感、的中
海外では登録者230万人の母親も、我が子への虐待で逮捕された。
運営していた家族チャンネルは、厳しいけれど愛のある子育てを掲げていた。
だがその実態は、子供が悪魔に取り憑かれたと信じた末の虐待だった。
「悪魔に食事は与えない」と、食事を断つ行為すら正当化していたという。
重い荷物を何度も運ばせたり、髪を無理やり切ったりもしていた。
助けを求めて逃げ出した息子の姿から、事件は発覚した。母親には懲役最長30年の実刑判決が下されている。
画面越しの笑顔が、全てではないと痛感させられる。理想の家族の裏に何があるのか、確かめずにはいられない。