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ショートムービープラットフォームTikTokが13日、「2021年第2四半期、TikTokコミュニティガイドライン実施レポート」を発表。

2021年4月から6月にかけてコミュニティガイドラインまたはサービス規約違反のため、世界で81,518,334本の動画が削除されたようだ。

削除された動画については、嫌がらせやいじめの動画に該当するもの、ヘイトスピーチを含む差別的な言動に該当する動画などが削除理由にあたるとのこと。

また、これらの動画の93.0%が投稿から24時間以内に削除されており、うち94.1%の動画はユーザーから報告を受ける前に削除を完了したそうだ。

さらに、削除された動画の87.5%はユーザーに視聴される前段階での削除に成功していることが結果からわかっている。

TikTokでは以前からこうした動画改善に努めており、現在だと嫌がらせやいじめの動画のうち73.3%を報告前に削除。2021年第1四半期の数値66.2%から改善傾向であることが示された。

同様にヘイトスピーチを含む差別的な言動に関する動画についても72.9%が報告前に削除されてという。2021年第1四半期では同数値は67.3%であったことから、こちらも改善傾向となった。

なお、TikTokはコミュニティのさらなる健全性維持を目的として、複数のコメントを一度に削除、アカウントを一括してブロックするなどの効果的な機能を随時追加し配信者と視聴者の双方が安全で楽しく利用できるプラットフォームを目指していくという。

男女問わず幅広い世代から支持され、日々多くのコンテンツがアップロードされているTikTok。それだけにこうした不適切なコンテンツに対しての対策は重要と言えるだろう。

TikTokの今後の更なる普及に注目していきたい。

文:miyasuke
出典:TikTok 公式サイト

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