りゅーチャンネル

YouTubeチャンネル「【シングルファーザー】りゅーちゃんねる」で、『【突然死私】がシングルファーザーになった日』という動画を投稿したりゅーさん。

2021年5月31日に投稿されたこの動画が、再生回数320万回を超え大きな話題を呼んでいる。

1時間前まで子どもをあやしていた奥さんが救急搬送される

ある夜、風邪をひいてぐずっていた息子を寝かしつけようとしていたりゅーさんとりゅーさんの妻。1時間ごとに起きては眠れない息子をあやす、ということを明け方まで続け、最後に奥さんが息子に声を掛けたのは朝6時頃だったという。

朝の7時頃「ドン!」という音で目が覚めたりゅーさんは隣に妻がいないことに気づき、様子を見にいくとベットの下でうつ伏せになり、動かなくなっている妻を発見したという。

息はかろうじてしているようだが、すぐに呼吸も止まってしまい「これはまずい」と感じたりゅーさん。隣の義実家から奥さんの母と看護師である姉を呼び、姉がすぐに心臓マッサージを行い、りゅーさんも救急車を呼んだというが、到着したのは20分後だったという。

病院の処置で心臓は動き出したものの意識は戻らず、脳へのダメージもあることから、医師は「覚悟して下さい」とりゅーさんに伝えたそうだ。

持病もなかった妻が何故急に……と、りゅーさんは当時事態が飲み込めなかったという。その日から2週間、奥さんの心臓は動き続けたものの意識は回復することなく、家族に見守られ最終的には天国へ旅立ってしまったそうだ。

「身近な人、大事にしな」

その日から2年が経つも、心の傷は癒えず「ほんとに、なんで居ないかなあ……」といまなお苦しむ様子を見せるりゅーさん。

動画の最後には「身近な人、大事にしな」と語り、「失って初めて、当たり前の日常がどれだけ幸せか気づくから」と続けている。

りゅーさんは突然妻を亡くしたことに、「余命何ヶ月とかだったら、その間に思い出を作れるけど、突然居なくなられたらありがとうもごめんも言えない」と悔やんだ様子を見せている。

この動画を見た視聴者からは共感と励ましのコメントが相次ぎ、「大切な人がそばに居るのは、当たり前と思わないこと」と言うメッセージは多くの人に伝わっている。

文:sumika

※掲載当初の記事に一部編集を加えております。

出典:【シングルファーザー】りゅーちゃんねる

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