TikTokを運営するBytedanceは10月1日、クリエイターの動画制作を支援する日本独自のプログラム「TikTok Japan Creator Academy」を同月4日より開始することを発表。クリエイターに3カ月間で総額約3,000万円の制作支援金を提供する。

TikTok Japan Creator Academyは、クリエイター育成およびクリエイターコミュニティのさらなる強化のため、クリエイターが動画制作により注力するための制作支援金や動画制作のノウハウの提供、コミュニティ活性化プログラムなどを通して、クリエイターを多面的に支援するプログラムだ。

同プログラムに参加できるのは約100組だが、参加者はトップクリエイターから動画制作に関するアドバイスやノウハウを得られるほか、TikTok側から1組あたり月10万円が3カ月間にわたって提供される。

今回の試みは10月から12月までの3カ月間、パイロット版として実施されるが、同社によると来年以降もクリエイター支援プログラムをさらに拡大し、実施していく予定だという。

TikTok Japan General Managerの佐藤陽一氏は同プログラムの実施について、「クリエイター同士のコラボレーションが加速することで、創造性溢れる新しい表現を生み出してくれることを期待しています。」とコメントを寄せている。

ユーザーが増加し続けているTikTok。クリエイターへの支援でプラットフォームのさらなる活性化を図れるか、TikTokの今後に注目だ。

出典：PR TIMES