TikTokが12月8日、『TikTok Creator's Lab. 2021 Celebrations』を開催。「TikTok流行語大賞2021」大賞・部門賞、および「TikTok CREATOR AWARD 2021」最優秀賞を発表した。

MCに小藪千豊、プレゼンターを成田凌と小嶋陽菜を起用、そしてゲストクリエイターとして影井ひな、なえなの、レミたん、修一郎が参加した。

TikTok流行語大賞2021は「 #モテすぎて草誘ってて森 」

まず始めに発表されたのは「TikTok流行語大賞2021」の大賞・特別賞だ。

大賞はなかねかなの「#モテすぎて草誘ってて森」。 なかねかなは、同曲がTikTokでバズったのをきっかけに、メジャーデビューを果たし、栄えある大賞に輝いた。

特別賞は和田アキ子の「#YONA YONA DANCE」。和田と人気TikTokクリエイターの世代を超えたコラボレーション動画は大きな話題を呼び、TikTok内での楽曲総再生数は4億回を突破した。和田は当日、楽曲をプロデュースしたフレデリックとともにパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げた。

また音楽系とは別の部門で、特別賞を受賞したのが「#選手村」だ。今夏の東京オリンピックにおいて、世界各国の選手たちから選手村のさまざまな景色が公開され、大きな注目を集めたことが今回の受賞に結びついたようだ。

ほか部門賞については、「ミュージック部門賞」がMAISONdesによる「#ヨハネハキ」、「チャレンジ部門賞」がマツダ家の日常の「#いやヤバいでしょ」、「コトバ部門」が「とびばこ」というアカウントによる「#超チルなラッパー」だ。

「TikTok流行語大賞2021」に選ばれたクリエイターたちの話題の投稿は、どれも数十億もの再生回数を達成し、楽曲や振り付けを国外の有名アーティストが担当したことなどから、国内のみならず世界からも視聴者を呼び集めているようだ。

「TikTok CREATOR OF THE YEAR 2021」 最優秀賞はバヤシ

そして、なにより今回のイベントにおいて衆目を集めたのが、今年度で最も人気を誇ったクリエイターを表彰する「TikTok CREATOR OF THE YEAR 2021」だ。

最優秀賞にはグルメ系クリエイター・バヤシ、特別賞にはフォロワー数国内1位のじゅんやが選ばれた。

バヤシは、「料理×ASMR×大食い×音ハメをテーマ」に投稿を続け、フォロワー数1,467万人を獲得しており、グルメ系アカウントのなかでは国内1位。

今年YouTubeでもチャンネル登録者数1,000万人を突破したじゅんやは、アカウントの系統を問わず3,978万人のフォロワーを保持。圧倒的な人気を集めているのがわかる。

各受賞者からは「心から感謝申し上げます（なかねかな）」「来年も受賞できるように頑張ります（和田アキコ）」「とても光栄に思います（バヤシ）」「世界一のTikTokerになる（じゅんや）」といった、喜ばしいコメントが寄せられている。

出典：TikTok