『キングダム』羌瘣だけじゃない!? 清野菜名が「イメージと違う」と批判された作品
『キングダム』羌瘣だけじゃない!? 清野菜名が「イメージと違う」と批判された作品の画像
映画公式Twitterより

すでにキャラクターのイメージができあがっているものを演じることは、女優からすれば相当なプレッシャーだろう。

累計発行部数8400万部を誇る原泰久氏の同名人気マンガの実写映画化で、興行収入57.3億円を突破する大ヒットとなった『キングダム』の続編映画『キングダム2 遥かなる大地へ』が今夏に公開される。

「今作の目玉は、原作ではヒロインのひとりとも言える存在で、人気が高い羌瘣(きょうかい)が登場することです。暗殺者一族の出身である羌瘣は特殊な呼吸法を操る『巫舞(みぶ)』で戦う際は人間離れした動きを見せるキャラクターで、この場面がどう再現されるかが見どころとなりそう。第2弾の製作が決まって以降、ネット上では土屋太鳳、小島瑠璃子、山本千尋、乃木坂46・与田祐希など、誰が配役にふさわしいか激論が交わされていましたが、アクションが得意であることが決め手となり、清野が抜擢されることに。しかし、原作の羌瘣は、150cm台前半と小柄で、映画第二弾の時点で13~14歳ぐらいの少女と見られる。一方の清野は身長160cm、今春には第一子を出産予定のアラサーとあって、一部からは『イメージと違う』との声が上がっているようです」(サブカル誌ライター)

そんな清野は、以前にも役の「イメージ違い」が物議を呼んだことがあるという。

「2021年の2月~3月に全4話で放送されたドラマ『神様のカルテ』(テレビ東京系)で、清野は主演の福士蒼汰の妻役で出演しています。シリーズ累計330万部を超えるベストセラー小説が原作ですが、嵐・櫻井翔と宮崎あおいが夫婦役を演じた2011年と2014年の映画がヒットしたこともあり、視聴者からは『宮崎あおいはぴったりだったんだよな~、清野は違和感』『ハルさんが清野菜名か…イメージ違う』といったため息が聞かれました。テレ東のスペシャルドラマということで仕方のない面もありますが、視聴率もいまひとつでしたね」(芸能ライター)

また清野には、『キングダム』や『神様のカルテ』以上に議論を呼ぶ役が控えているという。

「スタジオジブリの不朽の名作のひとつ『耳をすませば』の10年後を描く実写映画が、清野菜名と松坂桃李のW主演で製作されることが発表されています。小説家になる夢を諦め、出版社で児童小説の編集者として働く雫を清野、夢を追い続けて海外で暮らす聖司を松坂が演じます。実写版はあくまで24歳になった雫ですが、ピュアキャラの代名詞といも言えるジブリ映画版のイメージが影響してか、ジブリファンからは『絶対にやめてほしい』『夢が壊れる』『イメージを崩さないで』といった批判も巻き起こりました。

もっともこの実写映画は、本来は2020年9月公開の予定でしたが、海外での撮影を予定していたもののコロナ禍で渡航できないということで、無期延期状態。新しい公開日は後日発表とのことでしたが、延期発表からもうすぐ2年。俳優としてますます評価を上げている松坂は超多忙ですし、目下売り出し中な清野も今春出産ということで、コロナの情勢以上にスケジュールの調整に難航している様子。このまま頓挫する可能性もありそうです」(映画ライター)

清野といえば、やはり人気マンガを実写化した日本テレビ系ドラマ『今日から俺は‼』でヒロインの赤坂理子を演じることが決まった際にも批判の声が上がったが、蓋を開ければ、“聖子ちゃんカット”もよく似合っているとして、絶賛の嵐に変えた。『キングダム2』の羌瘣役でも前評判を覆してくれることを期待したい。

おすすめの記事