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短編動画投稿アプリ「TikTok」を運営するBytedanceは6月30日、2021年第1四半期のコミュニティガイドライン実施レポートを発表した。Bytedanceでは2019年よりプラットフォームを安全に保つべく透明性に関するレポートを公開、ポリシーに違反したことにより削除されたコンテンツの性質や、違反広告の数などを公表している。

今回発表された2021年第1四半期のコミュニティガイドライン実施レポートによると、コミュニティガイドラインまたは利用規約に違反したことにより削除された動画は、61,951,327本。数だけ見ると多く見えるかもしれないが、この本数でもTikTokに投稿された動画のうちの1%未満だという。

これらの削除された動画の82%は視聴回数がゼロのうちに削除されており、91%はユーザーから報告を受ける前に削除、93%は投稿されてから24時間以内に削除されたというから、そのスピードに驚きだ。

削除されているのは、アカウントも同様だ。コミュニティガイドラインまたは利用規約に違反したため削除されたアカウントは11,149,514で、そのうちの7,263,952は13歳未満のアカウントであったことがわかった。さらに、自動化された技術によって作成が試みられた71,470,161のアカウントも削除されたという。なお広告に関しては、広告ポリシーとガイドラインに違反したため、1,921,900の広告が削除されたそうだ。

YouTubeでもたびたび起こるガイドライン違反の投稿。TikTokの監視力でどこまで抑え込めるのか、今後のレポートにも注目だ。

出典:PR TIMES

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