お笑いコンビ『スーパーマラドーナ』の武智が、『スーパーマラドーナ武智の禁酒断酒チャンネル』で禁酒172日目の深夜配信を公開した。
20年間にわたり毎日ジョッキ10杯以上を飲み続け、アルコール依存症と診断された芸人が、半年を超えた今も続く飲酒欲求との闘いを赤裸々に発信している。禁酒100日を超えた頃から、飲酒欲求は落ち着きを取り戻していた。
しかし172日目の深夜1時過ぎ、事態は一変する。
机に向かってネタを書こうとしたが、筆がまったく進まなかった。
ネタが書けないという現実は、芸人としての武智を深く揺さぶっただろう。
そのストレスが引き金となったとみられ、猛烈な飲酒欲求が突如として押し寄せた。
「172日目で来るか、こんなにえげつない飲酒欲求が」と、布団に寝転んだまま率直に吐露した。
「スリップ(再飲酒)する人の気持ちが今すごい分かる」と語るその言葉は、同じ苦しみを抱える人への深い共感でもあった。禁酒前の血液検査では、γ-GTPが500以上、中性脂肪が1200という深刻な数値を記録していた。
禁酒141日目の検査では、γ-GTPは21にまで低下し、体の確かな回復が数字に現れている。
禁酒の決意を固めたのは、映画館でパニック症に陥った日のことだった。
「映画一つまともに見られへん人間になってたんやって、初めて気づいた」という言葉が、その転機の重さを物語っている。
SNS上では「飲むなよ!今日も見てるぞ!」と熱烈なエールが相次いでおり、ファンたちの温かな視線が武智の背中を支え続けている。20年の飲酒地獄を越えて刻んだ、172日の覚悟。