『上沼恵美子ちゃんねる』で、大ヒット中のNetflixドラマ「地獄に堕ちるわよ」の感想とともに、細木数子との思い出を語る上沼恵美子。
大阪のローカル番組時代から親交を深めた細木との交流は長い。
テレビでは絶対に見せない素顔が次々と飛び出す、笑いと驚きに満ちた内容だ。番組スタッフとのすき焼き打ち上げでの出来事。上沼が丁寧に仕分けた鍋を、隣に座る細木がいきなりかき混ぜ始めた。
肉も豆腐も糸こんにゃくも、すべてがぐるぐると一体化。「こっちの方がうまいんだから食べなさい」と言い放ち、若いスタッフたちは別の鍋へと静かに逃げていった。
豪快な食べ方にも、人を動かす迫力にも、細木流の"絶対の自信"が貫かれていた。
宴もたけなわになると「おにぎりを握ってあげる」と厨房にお米を要求。
だが手のひらに米がくっついたまま、仕上がりはピンポン玉ほどの小さな塊。
上沼が交代すると、スタッフたちは我先にと駆け寄ってきたという。また細木との台湾ロケで夜市巡り中、番号で当たりを引くお店でふと足を止めた細木。1回、2回、3回…と当て続け、ついに8連続を達成。屋台のおじさんが腰を抜かすほど驚き、カメラスタッフまで足止めをくらった。
「なんかある人なのかな」と上沼が感じたのは、これだけではない。
宝石店で「あなた、この宝石買っておきなさい」と12万円の指輪を勧められて購入すると、その後も仕事が順調に運んだという。上沼は長くその指輪をお守りとして身に着け続けた。
毒舌でならしたテレビの印象とは裏腹に豪快でお茶目、そして不思議な"引き"を持つ女性。上沼の記憶の中の細木数子は、今も鮮やかに生き続けている。