『こうのとりのDIY』の「アンパンマン号を魔改造して45km/hで爆走する!!!!」は、中古500円の乗用玩具を本格的な電動マシンへと生まれ変わらせた。
スピードメーターを模したシールが示す「時速45km」。その数字を現実にするため、約5万円と半年以上の歳月が費やされた。まず純正タイヤをグラインダーで切断するところから製作は始まった。
動力源には模型用の小型ブラシレスDCモーターを採用。3Dプリント部品と板金製マウントを組み合わせた駆動系が車体に収まった。
初の試走では直進安定性の欠如が露呈し、加速の問題も相次いだ。
高性能な制御装置を中古4000円で入手し、車輪の角度も調整し直した。
10回以上のアタックの末、「バッテリーの温度が高いほど速度が出る」という挙動も発見し、ついに時速45kmを達成。
「今まではただの飾りに過ぎなかったスピードメーターが初めて正確な速度を刻んだのです」という報告が、挑戦の重みを伝える。この投稿はX上で460万回を超える表示を記録した。
魔改造系クリエイターの「にわから」は「シールの純正メーター表示が時速45kmだから出せるようにする。この動機で作り続ける狂気。凄味がある」と称賛。
さらに登録者93万人のYouTuber「動あり」へ送ったDMが公開され、反響を呼んだ。
動あり様の企画に感銘を受けたことが製作の動機であり、マシンの提供も申し出ていた。
その申し出に動ありは「どうやら俺は最強の右腕を手に入れたようやな」と応じた。TBS番組への出演経験も持つ、その静かな実力者の名が一気に広まった瞬間。