
『しらスタ【歌唱力向上委員会】』の「炎上しているオーディション番組『MUSIC PRIDE』について。」は、ガールズグループオーディション番組への批判コメントに対する回答動画。
しらスタとプロデューサーの遠藤氏が、視聴者からの厳しい指摘に一つ一つ丁寧に答えながら、番組制作への本気度と参加者への責任感を語っている。
「HANAについて触れないのは今回のオーディションがライバルだから」という批判に対し、しらスタは明確に否定している。
自分のポリシーとして、アーティストを取り上げる際は必ず原作やオーディション番組を全て視聴してから解説するという姿勢を貫いており、HANAのオーディション番組を見ていないことが理由だと説明。
「今から触れ始めたら後乗りと言われるのがむかつく」という率直な本音も語り、再生数目的ではない誠実な姿勢を示している。
遠藤プロデューサーも、シアーミュージックの成り立ちから現在の事業展開まで詳しく解説し、経験豊富なスタッフと共に最善の体制を整えてオーディションに臨んでいることを強調。
「スーパースターを作るとは言っていない」としながらも、才能ある子たちが音楽で食べていける道筋を作りたいという構想を熱く語っている。
初回放送での「高圧的な審査」「場の雰囲気作りが悪い」という批判についても、制作側はしっかり受け止めている。
確かに初回は緊張感のある空間だったことを認めつつ、その後のレッスン風景や成長過程に焦点を当てた3話以降では視聴者からの好意的なコメントが急増していることを報告。
「ボイストレーナーがプロを作れるのか」という根本的な疑問に対しても、「0から50までは育てられる」という現実的な視点を示し、完璧ではないが精一杯の挑戦をしていることを表明している。
10月7日のシアーミュージックフェスでのデビューグループお披露目に向け、制作陣の覚悟と参加者への愛情が伝わってくる内容となっている。批判の嵐を乗り越えて見せる、音楽への純粋な情熱がここにある。