個人VTuber『花宮莉歌』のエッセイ本挿絵をめぐり、SNS上で大きな騒動が起きている。
公開された「男の子ver.」イラストが、にじさんじ所属のトップVTuber「葛葉」に酷似しているとの指摘が続出し、登録者67万人を誇る人気VTuberが謝罪文を公開する事態となった。3月22日、挿絵担当のイラストレーター・7HがXに「男の子ver.」を公開。
翌日、花宮莉歌本人も「男の子verのわたし!かっこよ!!」と喜んで引用した。
しかしSNS上の反応は歓迎とは程遠く、「葛葉にしか見えない」「kzhさんに見える」との声が即座に殺到した。
白い髪に赤い瞳という配色が葛葉と一致していたことに加え、7Hが以前から「#KuzuArt」タグで葛葉のファンアートを頻繁に投稿していた事実も掘り起こされた。
「ホクロの位置以外ほぼ同じ」との指摘まで浮上し、「本人も分かって描いているのでは」という疑念が広まった。
さらに別名義や過去のトレース疑惑まで取り沙汰され、騒動は急速に拡大した。3月24日、花宮莉歌はXで謝罪文を公開。
「ご不快な思いやご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません」と述べたうえで、制作時の具体的な指示内容を列挙した。
「少年らしく幼い印象にすること」「目に光を入れ、目の下のシャドウは入れないこと」など、他者への類似を避けるべく修正を重ねていたと明かし、「特定の方に寄せる意図はなく、参考画像を送ることもしていない」と強調した。
しかし「結果として似てしまったことは事実であり、私の認識の甘さを深く反省している」と認めた花宮莉歌。
イラストレーター・7H本人からは現時点で公式声明が出ておらず、謝罪の矢面に立つのは花宮ひとりのまま。VTuber業界に「発注者責任」という重い問いが突きつけられた。