『散歩するアンドロイド』のSAORIが4月16日にXへ投稿した一言が、日本全土を巻き込む大論争に発展した。SAORIはギリシャ人の彼氏との交際を念頭に、日本人女性への「永住権狙いでは」という決めつけに正面から反論した。
「ヨーロッパ人にとって日本は別に住みたいほどいい国じゃないらしいよ。
円安だし労働環境悪いと有名だし」と投稿し、欧州の人々が必ずしも日本への移住を望んでいるわけではないという実情を率直に語った。
さらに「いちいちそういうコメントする人って日本賛美のYouTubeばっかりみて悦に浸ってそう」と皮肉を添えたことで、投稿は急速に拡散した。
近年は世界各国を旅する配信が好評のSAORIが、ギリシャ人彼氏との生活で肌感覚として掴んだリアルな声だった。投稿が広まるや、SNS上では賛否が真っ二つに割れた。
「円安・低賃金に苦しむ現状ではやむなし」という共感派と、「日本をサゲているのか」と糾弾する反発派が真正面から激突したのだ。
「治安悪い国にどうこう言われたくないわ」「殺人率は日本の5倍位あるし」といった怒声も飛び交い、「住みたい国」としての日本の価値をめぐる議論はヒートアップした。
一方で、今の日本は「稼いだお金で遊びに行く国」だという冷静な分析も浮かび上がった。
SAORIは「プチ炎上してる」と困惑をあらわにしたが、外国人問題が絡んだとたん冷静な対話が難しくなる——この騒動が、そんな時代の断面を鮮やかに切り取った。