『Miko Ch. さくらみこ』の「応援してくれているみなさんと誹謗中傷をしている人へ」は、ホロライブ所属のVTuber・さくらみこが、長年受け続けてきた誹謗中傷について初めて本格的に言及した。
文章を読み上げながら、彼女は5年間耐え続けた苦しみと、それでも前を向く強さを明かす。「手が震えています」と語りながらも、みこは根拠のない誹謗中傷や虚偽の内容に苦しんできた日々を打ち明ける。
特に赤井はあとの休止に伴い、事実でない憶測を利用した攻撃が広がっている現状に、「もう我慢できません」と声を振り絞った。
彼女が何より大切にしているのは、ファンに楽しい配信を届けること。
そのために表に出さず活動してきたが、今回ばかりは沈黙を選ばなかった。
「楽しさや面白さを届けたい」という思いと、「誰かを傷つける行為は許せない」という強い意志が交差する。
配信では涙をこらえながらも、悪質なものには個人でも対応していくと宣言。
表現者としての責任と、一人の人間としての限界が交錯する姿に、胸が締め付けられる。「本当にファンの言葉です。好きだという思いが助けになる」というみこの言葉に、多くの視聴者が涙した。
長年応援してきたファンは彼女の苦しみに気づきながらも、静かに見守ってきたという。
「みこぴーは本当に誇らしい」と感謝を述べる彼女の姿に、改めてファンとの絆の深さが伝わってくる。
また、はあとへの変わらぬ思いを語る場面では、仲間を大切にする彼女の人柄が滲み出ていた。
配信の最後、「次は普通に配信をする」と笑顔を見せたみこ。
誹謗中傷という闇と戦いながらも、楽しさを届け続けるという決意。
この配信は、表現の場を守るための静かな、しかし力強い一歩となった。