韓国在住の女性大食いYouTuber『とぎもち』が12月22日、心身の不調を理由にYouTube活動の無期限休止を発表した。10年近く休みなく働き続けた末の決断である。
一方で、前日には食べ物を吐き出す場面が動画に映り込んだとして物議を醸していたが、この件には一切触れていない。とぎもちは動画で、日韓を往復する仕事で体力的にも精神的にも限界に達したと告白した。
飛行機の乗り遅れを数か月で複数回起こし、曜日感覚が狂い、片頭痛に加えてめまいや立ちくらみ、耳鳴りが悪化している。
横になっても回転するような感覚があり、体重も落ちたという。
視聴者からは「顔が疲れていませんか」「頑張りすぎていませんか」と心配の声が寄せられていた。
休止を決めた決定打は、撮影中に騒いでいた娘に「うるさい」と怒鳴ってしまった罪悪感と、帰省時に母親と衝突した出来事だった。
自分の余裕のなさが周囲を傷つけていると痛感し、家族や友人との時間を削ってきたことを悔やんだ。
楽しくて続けていたはずのYouTubeが、この1年は義務感に変わっていたとも明かしている。休止発表の前日、あるユーザーが「とぎもちさん吐いてた、ショックすぎる」とX上に切り抜き動画を投稿した。
咀嚼した食べ物を机の下に吐き出す瞬間が映っており、「金稼ぎのために食べ物を粗末にするのは嫌い」「中学生の頃から見ていたからショック」といった反応が広がった。
この疑惑は2022年にも浮上しており、当時とぎもちは「何をしても揚げ足を取られる」と反論していた。
しかし今回の休止報告では、この件に一言も触れていない。
インスタの更新は続ける意向を示し、2月頃までは受けている仕事をこなすとしているが、復帰の時期は不透明である。心身を壊してまで続ける仕事に、本当の価値はあるのだろうか。