
『きまぐれクック』の「【ほぼ無修正】市場の片隅にころがってた巨大な『オキザワラ』捌いて食べてみた。」は、10キロ超えの巨大魚を丸ごと一匹ノーカットでさばく。
手袋とエプロンを着用する準備段階から最後の試食まで、金子の一連の作業工程を余すことなく収録し、魚さばきの全てを学べる内容となっている。
包丁選びから切り方まで!プロが教える魚さばきの極意
「包丁どうしましょうね」と呟きながらブルーの薄刃包丁を選ぶ金子の判断基準が学べる貴重な場面から始まる。
恐竜のような鋭い牙に「油断すると手切れちゃう」と注意喚起しつつ、硬い背骨に包丁が通らない時は迷わず台湾包丁に持ち替える柔軟性を見せる。
三枚おろしでは「下に一本、背中に一本」と基本手順を丁寧に説明し、「こっち側だと骨を見ながら包丁入れるんで失敗がない」と向きを変える理由まで解説。
皮引きでは「つっかかる」と苦戦する様子も隠さず、現実的な技術指導を行う。
切り身作りでは「押して引く」という包丁の基本動作を実演し、「よく切れる包丁で」の重要性を強調。100グラム単位での計量まで含めた一連の流れが、まさに魚屋の現場そのものである。
ノーカットだからこそ分かる!視聴者が熱狂する臨場感
「ノーカットでこれが見られるなんてぜいたく」「編集なしで全工程が学べて最高」という称賛が相次ぎ、視聴者にとってこの企画の真価が伝わっている。
金子自身も「カメラがあると5倍ぐらい時間かかる」「一人でやってるんで仕方なくて」と撮影の苦労を語りながらも、教育的価値を優先する姿勢に感動の声が上がる。
特に「魚YouTuberなら分かる悩み」という業界事情の暴露や、三脚を魚の手で触ってしまう現実的な場面まで包み隠さず見せる正直さが評価されている。
また、作業中に発見される寄生虫についても「下ろしてみないと分からない」とリアルな現場を伝え、視聴者は「勉強になる」「こういう現実も知れてありがたい」と学習効果を実感。
この企画は単なるエンターテイメントを超えた、本格的な魚さばき講座として愛され続けている。