『えみ姉』の「【ご報告】離婚しました。」は、YouTuber・えみ姉が5年間の結婚生活に終止符を打ったことを報告した。
2020年に上京してすぐ出会い、支え合ってきたパートナーとの別れ。しかし涙の向こうに見えるのは、前を向く強さと感謝の気持ちだった。
5年という月日は、2人に多くの思い出と成長をもたらした。
お互いをリスペクトし、支え合ってきた日々。だが小さな価値観のずれは、時間とともに大きな溝へと変わっていった。
「お互いの良さをダメにしてしまう状況」が続く中、31歳という人生の岐路で、えみ姉は問いかける。このまま苦しい状態でいいのか、と。
話し合いを重ねた末、2人は「生涯のパートナーはお互いじゃない方がいい」という結論に至る。
離婚という言葉は重いが、彼女の口から語られるそれは、決してネガティブなものではない。
むしろ「縛られない形で自分の可能性を成長させる」ための、勇気ある一歩だった。
不安定な職業を支えてくれた温かい存在がいなくなる怖さを認めながらも、お互いの背中を押し合える別れを選んだ2人の姿勢に、心を打たれる視聴者は多い。離婚で最も話し合われたのが、愛犬「おもち」と「おまめ」のことだった。兄弟のように寄り添う2匹を離すことは、人間の勝手な決断で申し訳ないと涙するえみ姉。
おもちは元夫が、おまめはえみ姉が引き取る形となったが、月に何度も4人で会う約束をした。
「夫婦関係という形ではなくなるけど、おもちとおまめにとってのパパとママでいさせてもらいたい」。その言葉には、ペットへの深い愛情と、元夫への変わらぬリスペクトが込められている。
新居での独身生活は5年半ぶり。不安もあるが「ハ乱万丈な人生」を前向きに歩む彼女の姿勢は、見る者に勇気を与える。
終わりは新しい始まりでもある。お互いの幸せを心から願える関係で人生を歩み直す2人の選択に、温かい拍手を送りたい。