『東海オンエア』の「しばゆー、誕生日旅行くじで引いたキリバスへ遂に渡航!泥温泉やカラフル寺院で大満喫!」は、過去の企画で当選したキリバス旅行をついに実行に移す冒険記。
成田空港から出発し、フィジー経由でキリバスを目指すしばゆーが、現地の文化や自然に全身で飛び込んでいく姿が記録されている。
美容効果抜群の泥温泉から木の根の神秘まで、非日常の連続
旅の序盤から、しばゆーは日本では決して味わえない体験の数々に遭遇する。
まず訪れたのは、10年若返ると言われる泥温泉。
「3回使ったら0歳児になる」と冗談を交えながら、全身に泥を塗りたくる。乾いた泥が肌を引き締める感覚に「鉛筆みたい」と独特の表現を残している。
続いて体験したカバセレモニーでは、木の根から作られる飲み物を儀式に則って飲み干す。
「下がしびれる」という不思議な感覚に戸惑いながらも、現地の伝統に敬意を払う姿勢が印象的だ。
植物園では陽気なガイドが花々を下ネタで説明するという予想外の展開に、しばゆーも思わず笑顔がこぼれる。
カラフルなヒンドゥー寺院の天井画に圧倒され、「サイケデリック」と表現する感性も光っている。
現地ガイドの家族と過ごす夜、国境を越えた温かな絆
旅のクライマックスは、ガイドのトラさん宅への訪問。
なんとトラさんの母親は複数の村を統べる「ビッグチーフ」という高位の存在である。
そんな家庭で再びカバを振る舞われ、偶然居合わせた日本人留学生YouTuberとも意気投合する展開は、旅の醍醐味そのものと言えるだろう。
カバを何杯も飲み交わし、フィジーの夜は更けていく。
しばゆーが「フィジー」という言葉を「きついと美しいの間」の新しい褒め言葉として提案する場面には、彼なりの言語センスが光る。
虫刺されに悩まされながらも、異国の地で出会った人々との絆を深めていく姿は、旅の本質を教えてくれる。
計算違いで14時間と思っていたフライトが8時間だったというオチまで含めて、しばゆーらしい旅の記録が完成した。