チック症 収益

体が勝手に動いてしまう病気「チック症」を公表している大学生YouTuber高橋が、1月8日、『【収益公開】チック症で今まで味わった不幸話をお金に還元して大勝利!!』と題した動画を投稿。

これまでの収益を公開した。

収益化初月は6日で25万円!

「みんなお金の話とか気になりますよね?」と始まったこの動画。収益化が始まったのは昨年5月からということで、高橋は5月の収益から公開した。

5月は26日からの収益化ということもあり、トータル“6日間”の収益だというが、顔出しをしたことで「ものすごく動画が伸びた」という。

気になるその額は、なんと25万円。大学生のアルバイト代を優に超える金額だが「髭剃りなどの生活必需品や、親に借りていたお金を返したりしたらあっという間になくなった」そうだ。

「(最初に)こんなに貰ってしまったことで、舞い上がってしまった」と、高橋は言うが「これはあくまでまぐれだった」とも話し、厳しいYouTuber事情を話し始めた。

次の月である6月も同じく25万円の収益だったそうだが、5月がたったの6日間で同じ額を稼げたこともあり「もっともらえてもおかしくないと思ったでしょ?」という高橋。

6月は「顔出しのバズりが終わってしまった」こともあり”1カ月で”25万円という収益になってしまったそうだ。

7月の収益はさらに下がり14万円。「新しい稼ぎ柱をつくれなかった」というが、それでも5、6月にバズった動画の勢いで、これだけ稼げていたようだ。

8月になると収益は9万円、9月はなんと5万円ということで、右肩下がりになってしまう結果に。動画がなかなか伸びないこともあり「動画を作るのが嫌になった」というスランプの時期があったと高橋は語る。

編集の工夫と企画で収益アップ

テロップから音声をラジオ形式に変えるといった工夫を凝らした結果、10月の収益は15万円に。必死だった高橋は、どんどん動画に力を入れ、その結果11月の収益は45万円にもなったという。

今までの最高月収を記録した高橋だが、頑張りすぎた反動でなんと体調を崩してしまったそうだ。「お金が絡むと人間狂う」と高橋は言うだけに、YouTubeに支配されていた様子が分かる。

気持ちに余裕がなくなり、チック症の症状も悪化した高橋はひとり家に閉じこもっていたというが、その結果「少し元気になることができた」そうだ。

「お金のためにやっていたわけではない」と、自身の気持ちに気づいた高橋は、これからはサブチャンネルで楽しいこと、メインチャンネルでチック症のことを発信し「誰かの助けになればいい」と語る。

さまざまな時期を経て、自分の方向性を見つけ出した高橋。またこれから「チック症の日常」を新たな形で見せてくれるのだろう。今度の動画にも注目したい。

文:sumika

関連記事
「チック病」の症状を紹介した大学生のYouTube動画が話題

出典:チック症の日常

おすすめの記事