
『ミミポポCH』の「【近況報告】お久しぶりです。」では、39歳のミミポポが約1カ月ぶりに自身の近況を報告している。26歳で乳がんと診断され、34歳で余命宣告を受けた彼女が、今度は肝臓への転移に立ち向かう姿を赤裸々に語っている。
当初10日間の予定だった入院が15日間に延び、想定外の合併症に見舞われた彼女の体験談は、生きることの重みを改めて感じさせる。
肝臓に転移した腫瘍を焼き切る手術は成功したものの、術後に起きた出血が新たな試練の始まりだった。局所麻酔でのカテーテル手術は2〜3時間に及び、「死にそうな状態」で意識を保ちながら耐え抜いた経験を語る彼女の声には、想像を絶する痛みが滲む。
人生で4〜5回目となるICU入りでは、毎日40度近い熱に苦しみながら寝たきりの日々を過ごした。さらに膿の可能性を疑われた際の検査では、「骨にぶっとい注射を刺されたような感じ」と表現するほどの激痛を伴った。
担当医によると、このような合併症が起こるのは500人中2人目のレアケースだという。「なんでその2人目に私がまた」という彼女の言葉からは、度重なる試練への戸惑いと疲弊が伝わってくる。それでも腫瘍をすべて焼き切ることができたという事実は、彼女にとって大きな希望の光となっている。
退院後も動けない状態が続き、訪問看護師の支援を受けながら、数日前にようやく歩けるようになったという報告に、多くの人が安堵の思いを寄せている。
「明るくお話しされてるけど、本当に本当に辛かったですね」「そんだけ大変な思いしてYouTube撮ってくださってる事自体が奇跡です」といった温かい言葉が数多く寄せられ、彼女を支える人々の存在の大きさが感じられる。現在は骨への転移治療を再開し、体力と気力の回復を優先しながら前に進んでいる。カメラの前で笑顔を見せる彼女の姿は、困難に立ち向かう人間の強さと美しさを静かに物語っている。一歩ずつ、確実に。彼女の歩みは今日も続いている。
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