ドラマ『最愛』最終回目前で衝撃展開!ファンの声が届いて早くも続編決定!?
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吉高由里子(写真/Getty Imagesより)

12月10日に『最愛』(TBS系)の第9話が「彼女のため、会社のため、私がしたことに後悔はない」という力強い語りから始まった。

この声の主は、梨央(吉高由里子)の母で、真田グループの社長である梓(薬師丸ひろ子)。真田グループの不正を追っていて、なおかつ殺人事件で参考人だった記者・橘しおり(田中みな実)の突然の転落死により、アリバイがない梓は容疑者の1人に急浮上していた。

そして、いよいよ週刊誌に真田ウェルネスの不正と、梨央の周辺で起きた殺人事件について大々的に報じられ、会社の存続に関わる危機的状況に追い込まれた。

経営者として淡々と冷静にそして冷徹に対応をする梓に対し、戸惑いをみせる梨央だが、加瀬(井浦新)の「誰かの正義は、誰かの悪」というアドバイスにより、真田グループ子会社の社長として、また自分の夢である新薬開発に向け、少し強くなって歩き出そうとしている。

その後、梓は梨央に電話で2つの約束を告げる。

娘を鼓舞するような内容であると同時に「やっぱりお母さんには向いていないみたいね。ごめんね」と一方的に電話を切り、その直後、梓は会社のロビーに集まったマスコミ陣に対して、一連の報道についての説明をするため単独で緊急会見を開いた。

「責任は全て私にあります。これから警察にいき、包み隠さずお話するつもりです」と不正を認め、責任を一人で背負い込み、会社と家族を守る彼女なりの愛を見せつけた。

一方、一連の事件の元担当刑事であり梨央と恋仲である大輝(松下洸平)は、梨央をかばうような行動が規則違反となり、異動させられたものの、梨央と接触を続け事件の行方もずっと気がかりである。

そんな折、突然、大輝の大学時代の部活の後輩で今は富山県警刑事の藤井(岡山天音)が、何かいいたげだが渋って去り、それを不思議に思うもその後、何も接点がないはずの藤井と梓が密会しているのを大輝は街で不意に目撃してしまい、彼を呼び出す。

そこで藤井は「俺も先輩に聞きたいことがあったんです。15年前、あの台風の夜、本当は事件の現場にいましたよね?」と第1の殺人事件について話を切り出した。

15年前、部活の寮で梨央が巻き込まれ、その後殺人事件へ発展したあの日、大輝は遠方で行われる姉の結婚式出席のため、現場に居合わせていなかったはずだ。

こうしてドラマは来週、最終回を迎えるのだが……。

「初回は15分拡大で放送したのですが、最終回は残念ながら通常の放送時間です。最後まで謎が深まり続けて、時間内に終われるのでしょうか(笑)。2つ目の殺人事件は真犯人が分かっていないし、3つ目は事件か事故かもわかっていない。15年前におきた1つ目の事件は、もう解決したと思いきや、ここにきて大輝が関わっているような蒸し返し。そして、新薬の開発と一連の事件解決後に約束された2人の恋の進展もストップしています。ここまで真実を引っ張っているにも関わらず、テンポよくいい塩梅で進むラブサスペンスなんてほかにないんじゃないでしょうか。真犯人について、一部のキャスト以外はギリギリまで知らなかったそうですし、それが臨場感あふれるシーンの数々を作り出したのでしょうね」(ドラマウォッチャー)

そんな声は街中にも溢れているようで、12月11日に大輝を演じる松下が自身のインスタグラムにおいて『最愛』のファンとカフェで居合わせたことを投稿している。

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最終回は現在も撮影中とのことだが、これは続編を期待できるような展開が待っているということか!?

加えて『最愛』のドラマ公式ツイッターでは、視聴者からの質問にfromPのハッシュタグで、新井順子プロデューサーから返答があるのだが《最愛の番外編とかやる予定はないのですか?》という問いかけに《番外編と言えるかどうか…考えていることがあるので、また近々お知らせしたいと思っています》と、これまた好感触であった。

最終回の予告では、吉高が「全ての事件の真実が明らかになります」そして松下が「それぞれの最愛は何か。どんな結末を迎えるのか」とアナウンスしている。

事件によって可視化されたそれぞれの愛と、愛するが故に起きた数々の事件。残り1話で、どう描き切るのだろうか。

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