シバター

物申す系YouTuberのシバターが9月20日、『シバターがRIZIN.30を見た感想を話します』と題した動画を公開。19日に開催された格闘技イベント・RIZIN.30について語った。

シバターが印象に残った試合として取り上げたのは、バンタム級トーナメント2回戦におけるふたつの試合。

最初にシバターは、第10試合・朝倉海 vs. アラン“ヒロ”ヤマニハの対戦について言及。同試合についてシバターは、「なかなか苦しい戦いで、なんとか朝倉が勝った」「試合のペースは大方、朝倉が握った」との見解を示した。

またシバターは、1ラウンドで起きた朝倉の右拳のアクシデントについて、「あれは完全に骨折している」と推測し、「激痛で気持ち的に滅入るのにパンチを打っていた」「拳を折ってもプレッシャーを与え続けて自分の戦いが出来た朝倉は強い」と賞賛した。

シバターは朝倉の強さについて「兄の未来よりも格闘技レベルはずっと上だ」というが、「準決勝進出とはいえ拳が折れており、完治は年末くらいまでかかる」とし、「右手を使えない練習で大晦日のRIZINに間に合うのか、そもそも出られるのか」など、この先にある試合について懸念を示した。

シバターは第9試合・井上直樹 vs. 金太郎の対戦についても触れており、同試合については「気迫とパフォーマンスは金太郎がすごかった」と述べ、「終始ずっと自分のペースを保った井上の快勝」と、自分のペースを維持した井上を讃嘆した。

しかし、大晦日のRIZINで人気サッカー選手の三浦和良の次男・孝太がリングに上がることについて触れると、その表情を曇らせた。

シバターは三浦について「親の七光りじゃん」と端的に述べると、「大晦日の夢の舞台を目指して凌ぎを削っているのに、有名人の息子だからと実績もファンもいないような人をリングにあげるのはどうかと思う」とRIZINの運営に疑問を呈した。

そしてシバターは、大晦日に出るべき選手について「本当に格闘技の強い選手」「実績があって1年間頑張ってきた人」だと発言。

最後に「心配なのは朝倉海のケガが間に合うのかというそれだけ」と締め括ったシバター。現役格闘家としても活動している彼の辛口コメントを今後も期待したい。

出典:PROWRESTLING SHIBATAR ZZ

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