星野源「たまたまです」発言にみる同じマンション別部屋同棲の根強さ

5月19日に女優・新垣結衣と電撃結婚を発表した星野源。ご存知の通り2人は、5年前の人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)でカップル役を演じ、今年の正月に放送された同ドラマのスペシャルをきっかけに、実生活でも恋に発展したという。

5月25日深夜の星野がパーソナリティを務めるラジオ番組では、結婚発表後初の公の場とあって、注目が集まった。

過熱するメディアの祝福報道に関連して、こんな話がリスナーから届いた。

「新垣さんにアプローチするために同じマンションに引っ越したのは本当ですか?」

星野は「違うんです~。マジでたまたまなんです」と否定したが……。果たしてこの結果が意図したものか否かは、考ても時間の無駄だろう。

「人気商売ゆえの不安定な収入や、スキャンダル時などに人が押し寄せた際の対応などを懸念して、有名人の入居を断る物件も少なくありません。もちろんセキュリティ面も重要。高級マンションだと、エントランスから家の玄関まで何個も施錠を解かなければいけなかったり、エレベーターを呼ぶ際にも鍵が必要。しかもその鍵には予め所有者の利用可能な階層のみがプログラムされていて、他の階層のボタンは押せなかったりします。そういう物件は都心でも限られてくるため、芸能人が同じ系列マンションなどに集まってしまうのも事実。ただ、逆にそれを利用して、コッソリ愛を育むカップルも多い、というわけですね」(週刊誌記者)

たしかに極秘交際から最近、結婚に至った有吉弘行と夏目三久や、松坂桃李と戸田恵梨香も同様の“手法”を取っていたと報じられていた。

「4年前には桐谷美玲と三浦翔平も、廊下を挟んで向かいの部屋に住んで結婚に至ったし、新たなスタンダードとして定着していますね。かくいう新垣さんも昔、これまた以前ドラマで共演した別の芸能人との熱愛疑惑が浮上した際も、同じマンションの別部屋に住んでいると報じられていましたから、またかといった感じ。役作りのために自分の部屋が必要な人もいたり、SNS上の写真からお皿や玄関が同じ“匂わせ”で同棲が特定されるケースもありますよね。いずれにせよ、“別部屋同棲”は芸能人にとって有意義なものですよ」(既出・記者)

バレない同棲を続けることで、当事者が結婚を発表した際のサプライズ感は大きくなるが、相対して、公にならずして別れる“幻カップル”も量産してしまうことになる。

「関係者から交際証言などがあって、確実にその2人が同じマンションを出入りしていたとしても、本人同士が否定しちゃえば、結局その時点では“誤報”になってしまうので、報じる側には難しい取り扱いになります。蒼井優が以前、人気俳優と公園の前にある芸能人御用達マンションの別部屋に住んでいた際も、ツーショットは見せないものの、人が少ない時間帯に公園内で同じ犬を交互に散歩しているのが近隣住民内で話題になり、交際が発覚したこともありました」(既出・記者)

理想郷はマンションの中に……!

おすすめの記事