人気YouTuberのヒカキンが4月17日、『荒らしコメントについて』を投稿。

おもに生配信やプレミアム配信のチャット欄を荒らすことのないよう注意を呼びかけた。

荒らしコメント「嬉しくない」

「荒らしやめてください」と率直に切り出したヒカキン、自身を「インターネットにおいてどうしても切り離せない存在」としたうえで「真面目にがんばってるYouTuberでも荒らしコメントきちゃう」と悲しい事態を明かした。

「見に来ていただけるだけで幸せなことではある」というものの、ヒカキンは「純粋に楽しみたい人もいるから荒らされたら嬉しくない」と、荒らしによって視聴者が迷惑を被ることへの懸念を示している。

とはいえ現状は、「犯罪と一緒で絶対やっちゃだめって言ってもやる人がいる」と諦めざるを得ないという状況。ヒカキンは、本動画で「荒らしはなくならないという前提で荒らしコメントを見た時にどうしてほしいか」を周知している。

「荒らしを完全無視」が好ましい

ヒカキンは“荒らしコメント”について、それをコメント欄に散見されるアンチコメントとは異なり、生配信やプレミア配信といったリアルタイムのチャット欄に投じられるものと定義すると、「連投コメントとか長文の意味分かんないコメントとか絵文字の塊」などのパターンがあるとした。

ヒカキンは、そのような”荒らしコメント“に対するリアクションとして「荒らしやめろって言う、荒らしを煽る、荒らしを完全無視」という3つの方法を想定しており、「荒らしを完全無視」という選択が好ましいとした。

というのも、“荒らしコメント”に反応を見せてしまうと「チャット欄が荒らしと『荒らしやめろ』って人の喧嘩チャットみたい」になり、そのことによって「荒らしさんの思うがままというか狙い通りになってしまう」からだというのだ。

したがってヒカキンは、「気になって動画を楽しめないってなったら非表示とかブロック」「ヤバそうな人がいたら悲しい話ではあるんですが全員ガン無視」など、“荒らしコメント”にそれ以上の刺激を与えないことを推奨した。

「僕らYouTuberとか配信者っていま作ってる動画に対してのコメントとか意見が欲しい」と話すヒカキンは、最後に「ぜひ本来の見てほしい動画を楽しんで」「まっすぐなチャットを楽しんで」とメッセージを発信した。