お笑いコンビ・とんねるずの石橋貴明が22日、自身のYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新。『24分間テレビ2021～貴ちゃんゴールであの人熱唱～』と題した動画に相方である木梨憲武が登場し、話題となっている。

3キロを24分間で走るという、『24時間テレビ 』 （日本テレビ系）の短縮版のようなこの企画。「24分間テレビ～石橋が、地球を救うかも。」と題され、24時間テレビをオマージュしていることがわかる。

スカイツリーからスタートしたこのマラソン企画のゴールは、本家の『24時間テレビ 』と同様の 両国国技館。去年は国技館まで12キロ地点からのスタートだったこともあり、今回は24分間で収まるよう、リアルに設定した距離のようだ。

「今年はユニフォームもバッチリだし、いけそうだね」と走り出した石橋。なんと今回は、スタッフの分を含めadidasが衣装協力するという、豪華な内容だ。

ゴール地点には、加山雄三のモノマネをするタレント・ゆうぞうが応援ゲストとして登場。「走りきってほしいと思うけど、もしダメだったらセサミン飲んどけば大丈夫だよ」とコメントするなど、本物の加山雄三氏が出演しているCM“セサミン”を連呼し、笑いを誘う場面も。

その後にはなんと谷村新司に扮した、相方の木梨が登場。急遽応援に駆けつけ「サライを歌いにきた」というが、「一人暮らしって聞いてるんでね、ゴールしたら焼きおにぎりをプレゼントしようと思う」と先日離婚を発表した石橋をいじった。

木梨は約10カ月ぶりに石橋と会うようだが、「石橋くんに、会いたいな！」と共演を願う様子も。その後、ゆうぞうと木梨は入念にサライのリハーサルを行うが、果たして石橋は無事にゴールできるのか……。

ゴールまで1キロになったところで、謎の美女2人組が登場。「石橋さん！いつも見てますー！」と体を寄せる美女たちに「また仕込んだの？」と石橋はスタッフに呆れ顔。

「本当に走んなきゃダメだから」と走り出したが、なんと石橋は途中で美女たちとオープンカーに乗車。

シャンパンらしき飲み物を片手に美女と談笑している石橋に、スタッフが「何してんの、貴ちゃん」と詰め寄るが、本人は知らん顔を貫き、そのまま車で逃走してしまった。

木梨とゆうぞうは到着しない石橋に痺れを切らし、勝手にサライを歌う場面も。スタッフに「石橋さん到着しないので、木梨さんはこれで終了ということで……」と番組終了を告げられると、木梨は「じゃあさ……帰るよ」と、帰宅。

視聴者の期待をよそに、ふたりの共演は果たされなかったのだ。

しかし、このとんねるずらしいノリに視聴者からは、「2人を会わせないのさすが」「2人が一緒の企画をやっているのが本当に嬉しい」「茶番を徹底してる」（原文ママ）との声が集まっている。

これからもふたりの姿を見続けたいというファンは多い。「貴ちゃんねるず」での共演が実現することはあるのか、今後に期待したい。

文：sumika