YURAME

今年の4月に大腸がんによる余命宣告をされたYouTuber・YURAMEが4日、『ガンで余命宣告された僕からメッセージ。最後の動画。』と題した動画を投稿。

「余命宣告された」 と報告した動画に書き込まれたアンチからの心ないコメントに対し、苦言を呈した。

心ないコメントに反論

YURAMEは11月22日に投稿した『【ご報告】ガンで余命宣告されました。治療はしません。』で、大学病院で精密検査を行った結果、大腸がんのステージ3と診断されたことを告白。

この動画にコメント欄にアンチから「おめでとう」「はやく亡くなってほしい」「どうせ嘘だろ」というコメントが記載されたことに対し、「こんな嘘をつく理由がない」「友人にも話したことがないのに、会ったこともないインターネット上の人が、僕のことをわかっているわけがない」と強く否定した。

続けて「僕以外の病気で苦しんでいる方に対して失礼だと思うので、そのようなコメントは控えた方がいいと思います」「他の人に同じことを現実でもネットでも言わないでください」と指摘。

そのなかで「僕だって嘘だと思いたい」と発言するなど、癌を患ったYURAMEの苦しい胸中が垣間見れる場面も収められている。

「今日が人生最後の日と思って、挑戦して欲しい」

「僕自身の考え方の変化」について話し始めたYURAMEは、「この世界に完全なオリジナルってあると思いますか?」と視聴者へ質問。

「僕は存在しないと思っていて……なぜなら自分が必ずインスピレーションを受けている方がいるし、その方も誰かからインスピレーションを受けている」と自身の考えを述べている。

YURAMEは、限りなく自分で考え抜いた価値観を得るため、3年以上私情を挟んだ人との付き合いを一切しないようにしていたことを明らかにし、これにより行き着いた考えをこの動画で視聴者へ伝えたいというのだ。

1つめにYURAMEが伝えたのは「人の評価は気にしない」ということ。「自分の考えに自信がないとき、誰かに意見をもらいたいと思うかもしれないが、それで人生が台無しになることもある」「夢がない人や、叶えられなかった人が勝手なことを言うけど、真に受ける必要はない」と自身の経験談を交え話した。

続く2つめは「時間を大事にする」こと。「僕は余命宣告されて初めて、自分が今までどれだけ時間を無駄にしていたか気づいた」「時間の価値を知り、やりたいことに全力を注いだからできた」と述べ、なんとYURAMEはトルコ語をたった4カ月で習得したことを証明して見せた。

3つめは「すべてのものに感謝をする」。かつては傲慢だったというYURAMEだが、病気を患ってからは「すべてのものがあるおかげで、今の自分が存在している」「感謝をしなければならない」と、周りのものすべてに感謝をし、自身を見直すきっかけになったようだ。

同動画でYURAMEは、「今日が人生最後の日と思って、挑戦して欲しい」と視聴者へ向けて訴えている。YURAMEの意思が詰まったこの動画は、これからも多くの人に届き、勇気を与えることだろう。

文:sumika

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出典:YURAME

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