GACKT

重度の発声障害で無期限活動休止中のGACKTが、猛チャージしそうな気配だ。GACKTは8日、エージェント会社を通じて「体調不良」を公表。具体的な病名は明かされなかったが、先月6日に滞在先のキプロスから帰国後、「体調が悪い」と連絡してしばらく経ってから容体が急変。幼少からの神経系疾患がきっかけとなり、一時は命に関わる状態になったという。同時に重度の発声障害まで併発。体重は10キロ近く激やせし、声を発する仕事が不可能な状態だ。スポーツ紙記者の話。

「病名非公表なのは新型コロナウイルスに感染したのではないか? という声が根強いですね。GACKTさんは常々『コロナは風邪だ』と言い切っていましたから。感染がわかれば批判されるのは目に見えています」

ただ、関係者の話を総合すると、GACKTが神経系の病気であることは間違いないという。音楽関係者は「日中、外に出る時は必ずサングラスをしているのも視神経の持病があるためです。過去2度ほど手術しているといいます」と話す。

GACKTのピンチにファンは心配の声を上げているが、当の本人はファンクラブを通じて「みんな心配かけたな。たくさんのメッセージありがとう。大丈夫、まだ生きてた」「必ず帰ってきます。もっと強くなって。もっとすごいGACKTになって」と力強いコメント。主演映画「翔んで埼玉」の続編や、正月恒例「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)の撮影に支障が出ないよう、海外で専門的な治療を受けているという。

もちろん、帰ってくる時は手ブラなはずがない。GACKTを知る人物は少しうがった見方をする。「ある意味、ビジネスチャンスですからね。過去、“GACKTコイン”と揶揄された仮想通貨スピンドルで詐欺まがいの騒動を起こしましたが、そのイメージも今回の報道で薄まっている。きっと無期限活動休止を利用した“集金手法”を考えると思いますよ」

実業家としても活躍するGACKTも世界的なコロナ不況のあおりを受けた。数年前から滞在していたマレーシアでは富裕層向けの不動産投資を手掛けるなどして利益を得ていたが、コロナ不況により需給バランスが崩れてしまったという。

「その後、GACKTはマレーシアからは南欧のマルタに移動。今年1月にSNSでマルタから日本に帰国した姿を公開しています。マルタに再び戻ったあとは、今度は地中海のキプロスへ。行き先すべてがタックス・ヘイブン(租税回避地)であることから、何らかのビジネスで世界を股にかけていた可能性があります」(同)

それら進行中のビジネスも本人がダウンしてしまったのだから、どうしようもない。別の音楽関係者は「とにかくGACKTさんは“金儲け”への執着が凄い。実際、勉強熱心ですからね。復帰した暁には、有料の配信ライブで“生声”を披露するプランもすでに浮上しているそうです」と明かす。

“謎多き”GACKTの次の一手に注目が集まる――。

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