はじめしゃちょー

トップYouTuberの「はじめしゃちょー」が6月2日、自身の公式Twitterで東京オリンピックの聖火ランナーを辞退すると発表した。

はじめしゃちょーは公式YouTubeチャンネルの登録者数が919万人を超える人気YouTuber。富山県砺波市の出身だ。5月21日に東京五輪・パラリンピック組織委員会より、富山県の聖火ランナーとして任命を受けていたが、何故辞退すると決めたのだろうか。

その理由として、「緊急事態宣言が出るほどコロナが蔓延しているなか、普段富山にいない僕が県を跨ぐ事で不安になる方もいる」とはじめしゃちょーは語る。富山県の聖火ランナーのルートには公道は含まれていないが、「僕が行くことで人が集まってしまう可能性がある」とコロナ禍でのリスクを考えた結果、このような結論に至ったようだ。

聖火ランナーとして、ファンからの期待が高まっていたはじめしゃちょー。辞退を決めたことに、終始落ち着いたトーンで話していたが「今回はタイミングが悪かったですね。人生の思い出になるかなと思って、正直ギリギリまで悩みました。めっちゃ走りたかったですよ!」と時折荒ぶった様子を見せ、悔しい胸中を語った。

「富山県に帰れずに2年が経ちそうなんですが、人の命には代えられないと思うので、今回は辞退させていただきます」と楽しみにしていたファンに頭を下げ、最後には「アスリートの皆様が報われるのが1番です」と選手へ向けてエールを送った。

文:sumika

出典:はじめしゃちょー(hajime) Twitter

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