朝倉未来

格闘家YouTuberの朝倉未来が、1月28日に『児童養護施設動画削除の件について』と題した動画を、サブチャンネル「ふわっとmikuruチャンネル」にて投稿。

児童養護施設にカバンなどを寄付した際の、動画を削除したことを報告した。

動画削除の裏には複雑な理由

朝倉未来は昨年10月、個人のYouTube収益を寄付するチャンネル『ガチの朝倉未来』を開設。11月には動物愛護施設へ寄付した様子を動画で公開し、話題となっていた。

寄付2回目となる今月3日、収益の50万円分のカバンなどを児童養護施設に寄付する動画を投稿し、視聴者から賞賛の声が寄せられていたが、なぜ削除してしまったのだろうか。

朝倉によると、そもそも児童養護施設には、保護者へ施設名を伝えず入所している児童もいる。そのため児童が面会へ来た保護者へ「カバンをもらった」と伝えてしまうと、保護者がインターネットで検索し「施設名がわかってしまう」ことが原因だったという。

そういった児童のプライバシーを守るという理由のほか、保護者から「動画を削除して欲しい」との要望が施設側に入ったこともあり、動画を削除したと説明している。

「保護者の方にも名前を伏せている児童がいるってことを知らなかった」と朝倉は述べており、「何か大きなことがあったわけじゃないけど……未然に防いだって感じですね」と、ことの経緯を説明した。

「本当はドッグランつくりたい」と吐露

動画を削除したことにより、視聴者から「本当はプレゼントしてないのでは?」といったDMが送られてきたことも明らかにした朝倉。

「(寄付する場面を)動画にできなかったら、視聴者も寂しいのかなと思う」と話し、今後寄付する場所はより慎重に選ぶことになりそうだ。

「でも動画にしなくても、(自分が)寄付したいところにすべきなのか迷う」という朝倉は、「(寄付する様子を)絶対動画にしたい訳ではない」とその心中も語っている。

今後の方向性については、「自分1人散歩して、出会った困っている人に、必要な金額を渡してくっていうのも面白いかも」「医療従事者には寄付というより、給与とは別に渡したい」など、さまざまな考えに想いをめぐらせているようだ。

「本当はドッグランつくりたい」「動物愛護施設へ行って思ったけど、やっぱりちょっと狭い」とドッグラン費用を貯めることも考えているという。

「チャンネルの収益は寄付するって決めたので、視聴者さんの考えをコメントで教えてください」と呼びかけた朝倉に応えるように、コメント欄には「現金を渡すのは生々しいのでやめた方がいいと思う」「難病と闘っている子供の支援をお願いしたい」などさまざまな意見が集まっている。

さまざまな声を受け、未来は次にどのような行動を起こすのだろうか……。人のためにアクションを起こす、未来の今後の活動も楽しみにしたい。

文:sumika

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出典:ふわっとmikuruチャンネル

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