
『たっくーTVれいでぃお』の「あなたも絶対に騙される。」は、伝説の詐欺師6人を紹介した。
中でも衝撃なのが、映画化までされた天才詐欺師の正体だ。
伝説を作った16歳の家出少年
1960年代アメリカ。16歳の少年が両親の離婚をきっかけに家出した。
父から渡されたクレジットカードで詐欺を繰り返した。手口は次第に進化していく。
パイロットの制服を手に入れ、資格まで偽造した。26カ国を渡り歩き、100万マイル以上を無料で飛び続けたという。
5年間で8つの偽名を使い分けたそうだ。医師になりすまし、病院で指導医として11カ月働いたこともあった。
弁護士も名乗り、独学で司法試験に合格したというから驚きだ。21歳で逮捕されるまでの5年間、騙した額は250万ドルを超える。
その半生は2002年、スピルバーグ監督の「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」として映画化された。
「地球上で最大のペテン」という結末
出所後はFBI協力者として詐欺対策の専門家になったとも語られていた。
だが2020年、ある調査本が衝撃の真相を暴いた。経歴の大半が本人の噓だったというのだ。
逮捕されるまでの期間、実際はほとんど刑務所にいたという。弁護士資格の取得記録も一切残っていなかった。
本当の詐欺は客室乗務員への執着とその家族への裏切りだったそうだ。
当時はネットがなく、本人が語る武勇伝がそのまま世に広まった。それが小説となり、映画にまでなって伝説が完成したという。
つまり最大の詐欺は、自分を伝説の詐欺師に仕立てたことなのかもしれない。
地道に働く身からすれば、その大胆さにはただ言葉を失うばかりだ。人を信じる怖さと面白さを、同時に思い知らされる一本である。
出典:たっくーTVれいでぃお
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