【信者】キリンが韓国で流行した新興宗教を解説!結末がヤバい!?【赤面】

考察系YouTuberのキリンが、韓国で起きた新興宗教の騒動を解説した。世界終末を信じて信者が暴走し、話題になった事件だ。

終末が訪れるという予言書が大流行!

1987年、韓国で、イ・チャンリムという牧師が執筆した予言書が流行した。ベストセラーになったのだと、キリンは紹介している。

予言書には、1992年に選ばれたキリスト教信者144,000人が昇天(天国に連れて行かれる)する、1999年に終末が訪れると記されていた。

選別日は、1992年10月28日の深夜0時だ。地上に残された人々のうち、10億人は蒸発するとも書かれていた。

そしてその後、地上に残された人々は、1999年の終末まで戦争や飢饉に苦しむ。そうしてすべての生命が消えた後、イエス・キリストが再臨すると予言されていた。

何も起きず信者は恥ずかしさで顔を隠す

イ・チャンリム牧師は、「タミ宣教会」という宗教団体を創設している。信者は2万人以上おり、教会の数は300以上もあった。

影響を受けた信者達は、暴走を始める。イ・チャンリム牧師の「人工的な物は置いていくべき」という教えに従い、仕事を辞めて、現金や不動産などを「タミ宣教会」に寄付した。

教会へ行くのを止められた中学生が自決するという事件も起こっている。「タミ宣教会」は当時、大混乱を招いたのだ。

しかし、選別日の約1ヶ月前、イ・チャンリム牧師は詐欺とアメリカドルの不法所持で連行された。

そして、昇天の日が訪れる。当時、イ・チャンリム牧師は警察に拘束されていた。

信者達は「タミ宣教会」に集まり、最後の祈りを捧げる。刑事や機動隊が出動して、見物客や報道陣が集まり、大きな騒動になったという。

しかし、0時になっても何も起こらなかった。その後、信者達は恥ずかしくて顔を隠し、逃げるように教会から出ている。

視聴者は、そこまで信じられる信者に驚いた。「なんで信じるのか」「おかしい」というコメントが投稿されている。

最後は我に返ったので、まだ良かった。何を信じるのかは自由であり、救われることもあるだろうが、盲信するとこういうことにもなるのだと勉強になる話だ。

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