【安さの秘密】オーケーが業者に値下げ補填要請?公取委の対応は?【判明】

低価格で商品を販売しているスーパー「オーケー」が、業者に値下げ補填を要請していたことが報じられた。「ANNnewsCH」では、動画が公開されている。

安さの秘密は納入業者の犠牲だった?

安さが売りの「オーケー」は、首都圏に約140店舗展開している。今年の秋には銀座店がオープン予定だと発表されており、急成長しているスーパーだ。

しかし、「オーケー」の不正が判明した。ライバル店が安く販売した商品を、同じ値段で売り対抗したのだ。その際、納入業者(約30社)に差額の穴埋めを要請していたと、公正取引委員会が発表した。

「オーケー」は、地域で最も安い店を目指している。競合店に対抗して値下げを行っているため安いと好評で、地域住民が利用しているのだ。

客側はありがたいだろうが、今回の件で、安さの裏に納入業者の犠牲があったということが明らかになった。

「闇があって残念」「厳しく処罰してほしい」という声も

優越的地位の乱用ではないかと、公正取引委員会は問い合わせをしていたという。

「オーケー」は、穴埋めの要請を取りやめると公正取引委員会に報告した。公正取引委員会は、「問題に繋がる行為が解消されたと考える」「これ以上対応しない」と発表している。

だが、引き続き「オーケー」の監視は続けるという。「オーケー」は取材に対して「今後ともコンプライアンスを一層徹底してまいります」とコメントした。

視聴者は、安さのからくりを知り驚いている。そして、「闇があって残念」「厳しく処罰してほしい」「罰金を取れよ」という意見があがった。

いくら安いとはいえ、納入業者が犠牲になることはない。「オーケー」愛用者も、不正なく経営していくことを望んでいる。

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