認知症の父親と猫のムクちゃんの様子に癒される

誰しも、動物の何気ない仕草やかわいさに癒されたことがあるのではないだろうか?

今回は、末期癌の母親を在宅で看取って間もない飼い主が、ラグドールのムクちゃんと認知症の父親に会いに行った時の様子をYouTubeで配信。その様子は、まるで亡くなった母親の存在を感じれるような、優しい癒しを与えてくれる動画になっている。

母親がいなくなった実家を久しぶりに訪れたムクちゃんの反応は?

飼い主の母親は1ヶ月前に末期癌で他界。その後も飼い主は認知症の父親の介護のために、毎日実家へ行き来しているが、今回はムクちゃんも一緒に連れて行ったのだ。ムクちゃんが前に実家へ行ったのは、母親が在宅療養している時で、ムクちゃんは母親に大変かわいがられていた。そんなかわいがってくれた母親がいない実家で、ムクちゃんはどんな反応をしたのだろうか。

ムクちゃんは、実家中をウロウロし、母親を探す様子をしたり、母親がよく座っていた座椅子に座ったりしていた。また、認知症の父親のそばにいたり、父親をテーブルの場所に誘導してくれたりした。ムクちゃんが母親のように父親を気遣っている様子はまるで、母親が「存在」しているかのよう。

母親のを亡くした喪失感をも癒すムクちゃんの力

飼い主自身、母親を亡くし、喪失感で傷ついているにも関わらず、父親の介護で日々忙しく過ごしている。しかしムクちゃんと父親のほのぼのした様子を通して、飼い主は擬似的にでも母親の存在を感じたことで、少しでも喪失感が癒されたのではないだろうか。

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