青木歌音

青木歌音が7月21日、『青木歌音さんと連絡が取れなくて困ってます。涙の理由が明らかに。』と題した動画を投稿。人気の野球動画の再生回数が激減したことに触れ、その理由を明かした。

人気の野球動画に異変

元男性で、高校時代は野球部で投手をしていた青木。YouTubeでは、その正体を隠して野球チームの試合に出るというドッキリ企画が好評で、300万回以上再生されている動画が複数。

なかでも昨年12月に公開された「【実は元男】女がたった1人でプロ野球の入団テストに参加してみたら‥」の再生回数は594万回を突破しており、青木の代表的なコンテンツとなっている(2022年7月22日現在)。

しかし、そんな青木の人気野球コンテンツに異変が……。

7月14日に投稿した「【実は元男】ぱっと見、平凡そうな女が豪速球を投げたら‥」で青木は、「少年野球のお母さんが突然豪速球を投げたら、子どもたちはどんな反応をするのか」というドッキリを決行。

子どもたちが主役となった動画の出来は上々だったようで、青木は「目指せ300万回再生」とツイート。その結果に期待が込められていたのだが、蓋を開けてみると再生回数は42万回と、これまでの野球ドッキリ企画よりも再生数が激減してしまったのだ。

子ども向けコンテンツの規定に引っかかった?

YouTubeでは子ども向けコンテンツを制作した場合、クリエイターはその動画が子ども向けであることを申告しなければならないという規定がある。これは、児童オンラインプライバシー保護法(COPPA)やその他の法令を遵守することが法律により義務付けられていることから、すべてのクリエイターが行わなければならないものだ。

子ども向け動画として扱われる動画は、動画のテーマや動画に子役や子どものモデルが含まれているかなどさまざまな要素で決められる。万が一、クリエイターが視聴者設定を正しく行わなかった場合には、米国連邦取引委員会またはその他の規制当局に法令遵守義務違反とみなされ、YouTubeアカウントに対して措置が取られる可能性もあるのだ。(参考:YouTubeヘルプ

ちなみにキッズチャンネルはチャンネル自体を子ども向けとして申請しているため、動画に子どもが映っていても何ら問題はない。しかし今回の青木のケースは、一般視聴者向けのチャンネルの動画に子どもが映っていたことが原因なのか、「おすすめ」動画に掲載されず、再生数が伸びなかったようだ。

「YouTube的にプッシュしたくない動画」と肩を落とす

今回の一件について、知り合いのYouTuberたちへ意見を聞くなど、その理由を探ったという青木。その結果、一般視聴者向けのチャンネルの動画に子どもが映ったことで、子どもを守るという観点から「おすすめ」や関連動画に掲載されなかったことが発覚。

Twitterでは分析サイトの画像を掲載し、「視聴者がこの動画をみつけた方法」という項目から「関連動画」の欄が消えていることを明かした。

今回の動画で、このことを「知らなかった」と発言した青木は、「おすすめ動画に載らなかったら、YouTube再生一切伸びない」と肩を落としている。

青木いわく、「おすすめに表示されないと、再生数がまったく伸びない仕組み」というYouTube。子どもを映したことで「YouTube的にプッシュしたくない動画になっちゃった」とのことだが、一緒に野球をした子どもたちにとっては、いい思い出になったのではないだろうか。

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サムネイル出典:青木歌音 Instagram
出典①:青木歌音 Twitter

出典②:青木歌音 / Kanon Aoki

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