東海オンエア・虫眼鏡

東海オンエアの虫眼鏡が7月4日、個人チャンネル『虫眼鏡の放送部』を更新。「パロディむず〜」と題した動画で、パロディ動画が削除された経緯を説明した。

『ぐりとぐら』のパロディ動画が削除

東海オンエアが2019年2月にYouTubeに投稿した「【超訳ぐりとぐら】『てつとゆめ』」が、6月27日までに削除された。

この動画は、子ども向けの絵本『ぐりとぐら』のパロディで動画で、てつやが「ぐり」に、ゆめまるが「ぐら」に扮し、巨大カステラを作る様子が収められており、ファンのなかでも人気の動画。

しかし同動画は、絵本の出版元である福音館書店からの著作権申し立てがあり、削除されることに。削除に気づいたファンたちからは、「あれめっちゃ好きやのに!」「てつとゆめ見れなくなったの悲しすぎる…」といった悲しみの声がTwitterで溢れていた。

動画削除の経緯を告白

今回の動画で虫眼鏡は、「てつとゆめ」削除がニュースになったことに、「我々はてんやわんやの大慌てということですけども」と述べると、「何はともあれ申し訳ありませんでした」と謝罪した。

「この件に関してはお相手がいる話なのであまり詳しくは話せない」と前置きすると、「ダメと言われたらダメっていうのが著作権なんで」と、東海オンエア側は何も言う権利がないと述べている。

この問題については事務所側が福音館書店とやりとりしていたといい、虫眼鏡は「書店さん(福音館書店)がブチ切れてるっていうわけではないらしくて」と、その削除の真相に触れている。

虫眼鏡によると、動画の視聴者から「これ著作権侵害してますよね?ダメなんじゃないんですか?」と出版社側に問い合わせがあったとのこと。「書店さんもそれ無視するわけにはいかないから、『じゃあ、まぁ』っていうことになったらしい」と、削除の経緯を明かしている。

「本当にあの動画を見てめちゃくちゃ不快な気持ちになっちゃった『ぐりとぐら』ファンの方なのか、それとも東海オンエアのことが嫌いすぎてなんか揚げ足とってやろうって思ってる人がいるのかわからないですけど」と話すと、「その方々には本当に申し訳ないことをしたな」と、改めて謝罪した。

削除された動画の編集を担当していた虫眼鏡。人気動画だっただけに残念そうなようすをみせ、「どこまでがセーフでどこまでがアウトかって判断するのは僕たちじゃないですからね。より気を付けなければならない」と述べている。

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出典:虫眼鏡の放送部

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