NTTドコモ モバイル社会研究所は、2020年1月にスマホ・ケータイ所有者のYouTubeの利用動向について「2020年一般向けモバイル動向調査」を実施、集計結果を発表した。スマホ・ケータイ所有者のうちYouTubeの認知率は男女で96.2%を記録、都道府県別利用率1位は佐賀県で73%だった。
WEBで行われた調査には、スマホ・ケータイ所有者を対象に全国の15~79歳男女が参加、6,925人が回答した。スマホ・ケータイ所有者におけるYouTube認知率・利用率調査結果をみると、認知率は男女全体の96.2%、月に1回以上YouTubeを利用している利用率は64.0%に上った。
認知率では、全世代の男女ともに80%~90%と高い数値が出ており、女性10代における認知率は100%と、驚異的な数値に達した。
利用率は、若年層が高く、男性は10代~40代まで、女性は10代~30代まで70%以上。最も利用率が高かったのは、女性20代の82.1%だった。60代・70代のシニア層は、YouTubeの認知率は高いものの、利用率は40~50%程度にとどまった。
都道府県別の利用率を見てみると、最も利用率が高かったのは佐賀県で73.2%、次いで秋田県の72.1%、和歌山県の72.1%と続く。一方、利用率で最も低かったのは、青森県の51.4%、愛媛県の51.9%、鳥取県52.3%となった。
芸能人のYouTube進出や、子どもの「なりたい職業」としてYouTuberがランキング上位にくい込むなど、日々話題となるYouTube。この結果がどう変わっていくのか注目したい。
コメントする