SixTONES・松村北斗、「ザテレビジョン」ドラマ賞で「ジャニーズファンの勘違い」が多発!? 「助演男優賞は高橋一生」の声上がるワケ

テレビ情報誌「週刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)がクールごとに開催している、地上波ドラマの投票企画「ドラマアカデミー賞」。第107回(2021年1~3月クール)の受賞結果が5月19日発売号をはじめ、「ザテレビジョン」のWEBサイトで発表された。最優秀作品、主演・助演男女優賞などの詳細が明らかになる中、SixTONES・松村北斗の受賞をきっかけに、一部ネットユーザーから不快感をあらわにした声が上がっている。

ドラマアカデミー賞のサイトによると、同賞は「国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって賞別にNo.1を決定する特集」であり、「最優秀作品賞、主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞、ドラマソング賞、監督賞、脚本賞、ザテレビジョン賞の各賞からなり、さまざまな観点からドラマを表彰」するというもの。審査基準に関しては、最優秀作品賞、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞は読者票や、漫画家&ドラマウオッチャーのカトリーヌあやこ氏ら審査員4名による票、TV記者票(ザテレビジョン編集部員15名)の3者の割合が均等になるよう、票を集計して選定しているとの記載もある。

そして第107回では、長瀬智也(当時はTOKIO)が主演を務めた『俺の家の話』(TBS系)が最優秀作品賞を獲得。同じくTBSの『天国と地獄 ~サイコな2人~』からは、綾瀬はるかが主演女優賞、高橋一生は助演男優賞に輝いた。助演男優賞の2位は『俺の家の話』の西田敏行、3位は大河ドラマ『麒麟がくる』の染谷将太がランクインしていたが、“読者票”のみの集計では『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)に出演したSixTONES・松村が首位という結果に。この発表を受けて、SixTONESファンから歓喜の声が上がったが、一部ネットユーザーからは冷ややかな目線が送られているようだ。

「松村のファンは、Twitter上で『北斗くん、助演男優賞1位ホントにおめでとう』『助演男優賞おめでとう! 俳優・松村北斗がもっといろんな人に知ってもらえますように……』などと、祝福しています。しかし、あくまで本来の助演男優賞受賞者は高橋。松村は読者票の部門でトップになっただけなんです。ドラマアカデミー賞のサイトを見る限り、助演男優賞における松村の順位は5位になっています。なお、ザテレビジョン記者票、審査員票の項目を確認すると、松村の名前はともに5位以内に入っていませんでした。ただ、読者から高い支持を得ていたことは確かです」(ジャニーズに詳しい記者)

「助演男優賞獲ったのは高橋一生」とネットユーザーから指摘

こうしたSixTONESファンのツイートを目にした一部ネットユーザーは、「助演男優賞は高橋一生で、松村北斗は読者賞だから。意味合いが全然違う」「おめでとうツイートを見てたら、ジャニーズさんが獲ったみたいになってて一瞬パニックに……。一生さんファンだから、かなりモヤッとした」「ジャニーズファンの勘違いが多すぎ。助演男優賞は高橋一生だから!」「SixTONESのファンが『助演男優賞おめでとう』って書いてるけど、助演男優賞は高橋一生。『読者票1位』と書いたら?」と、不快感をあらわにしていた。

「一方で、冷静に状況を把握しているSixTONESファンは、『北斗はあくまで読者票の1位だから、助演男優賞でタグ付けしないで』『お祝いするならちゃんと「読者票1位」ってつけて』と、注意喚起していました。ちなみに、読者票の2位は『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(TBS系)のKis-My-Ft2・玉森裕太で、5位に『書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(テレビ朝日系)のSexy Zone・菊池風磨が入っています。3人とも、ザテレビジョン記者票&審査員票だと5位までに名前がありません。対照的に、読者票の1~5位以内にジャニーズタレントが3人もいますから、ジャニーズファンが頑張って投票していたことがうかがえますね」(同)

松村といえば、ジャニーズJr.時代にも『黒の女教師』『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』(いずれもTBS系)といった連ドラに抜てきされており、近年は『パーフェクトワールド』『10の秘密』(いずれもフジテレビ系)などにもレギュラー出演していた。さらに、今年2月に女優・森七菜とダブル主演を務めた映画『ライアー×ライアー』が公開となったほか、仲間由紀恵主演のサスペンスドラマ『女王の法医学~屍活師~』(テレビ東京、5月31日放送)や、21年度後期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)も控えている。

グループで活動しながら、個人の俳優としての活躍も期待されているだけに、今後は読者票ではない部門でも、上位にランクインできる存在になってほしいものだ。

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