Youtube新機能「チェック」

YouTubeを運営する米Google社は3月17日、クリエイター向けの新機能「チェック」を追加したと発表した。新機能「チェック」は、動画公開前に著作権侵害の問題が発生していないか確認できる機能で、クリエイターにとって重要な著作権侵害のリスクを事前に排除できる。

YouTubeの新機能「チェック」では、前述した「著作権侵害」のリスク排除のほかにも、「広告の適合性」をチェックする機能も備わっており、自身の動画に問題なく広告掲載が可能か事前に確認できる。

この機能は動画アップロード時に数分程度で実施され、問題が見つかった際はクリエイターに通知。問題箇所と修正するための対処方法が提示される。

これにより、確認のために非公開で動画をアップロードするといった従来の一般的なクリエイター作業が軽減されるほか、収益機会の損失を事前に防げるため収益面での効果にも期待できる。

ただし、これらの機能は動画の品質を100%保証するものではないため、公開後に動画が制限を受ける可能性は残るとしている。細かな部分の確認作業はクリエイター側が引き続きおこなっていく必要があり、注意が必要だ。

YouTubeに追加されたクリエイター向け新機能「チェック」。ルールを守った質の高い動画を視聴者に届けるためにも必要な機能となるだろう。

出典:Googleヘルプ公式サイト|パソコンでアップロードを行う際の新しい「チェック」手順
文:miyasuke

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