『SUSURU TV.』の「ラーメン二郎は20分以内に食べきって下さい」は、府中店が投稿した「20分以内」の食事時間要望とその後の謝罪騒動について、ラーメン系YouTuberのSUSURUが自身の見解をショート動画で示した。

チャンネル登録者数182万人を誇る彼が、炎上しがちなラーメン二郎の独特な店舗文化について率直に語っている。

「ラーメン二郎って本当に特殊な空間で、僕自身もラーメン二郎好きだから」とSUSURUは語る。

府中店の「20分以内」要望について、言い方の問題は認めつつも「店主さんの言い分も分かる部分はある」と理解を示した。

極端にゆっくり食べる客の増加や、ロットの乱れに困る店側の事情を踏まえ、二郎独特の「合わない人は来なくていい」という強めスタイルも店の特徴として紹介。

通常の飲食店では考えられない対応だが、それこそがラーメン二郎の本質だと説明する。

長年二郎を愛し続けるSUSURUだからこそ語れる、客観的かつ愛情あふれる視点が印象的である。二郎初心者には理解しがたい独特な文化も、彼の解説を通じて「なるほど、そういうものなのか」と納得させられる。

「『嫌だな』と思う人は行かなければいいだけの話じゃないかなと思います」というSUSURUの発言に、多くの反応が寄せられている。

二郎の高圧的なイメージに嫌悪感を抱く人の気持ちも理解しながら、それでも彼が選んだ答えは明快だった。好きなものは好きだからこそ、これからも通い続けたいという純粋な思いを表明している。

毎日ラーメン健康生活を掲げる彼らしい、ブレない姿勢が心に響く。炎上しがちなテーマでありながら、愛情と理解に基づいた冷静な分析で視聴者を納得させる手腕はさすがである。

賛否が分かれる二郎文化について、一つの答えを示したこの発言。真のラーメン愛好家が辿り着いた境地に、多くの人が共感を寄せるはずだ。