中野優作が、今話題になっているビッグモーターの不祥事について語った。かつてビッグモーターの社員だった中野優作は、世代交代が原因だと指摘している。
幹部として火消しをしていたことを告白
ビッグモーターの元社員が、客のタイヤをわざとパンクさせて保険金を不正請求していたことや、保険金の中抜きを行っていたことを告発し話題になった。元々はフライデーが報じたのだが、滝沢ガレソがツイートしたことで拡散したのだ。
工場長が自然とパンクしたように見える方法を動画として撮影していたことも判明し、組織ぐるみで行われていたのではと噂されている。また、資格のない者による検査など、車検の不正もあったことが明らかになった。
中野優作は元ビッグモーターの社員だ。元社員として、これまで発覚したビッグモーターの不正を振り返っている。
成績不振の営業者から罰金を徴収し分配していたと報じられた件については、当時幹部だったと話し、火消しをしていたことを暴露した。
不祥事の原因は世代交代だった?
中野優作は、今回の不正請求に関しても話している。「指示がきてたけどやれなかったとか、全部聞いています」と明かした。
これまでビッグモーターを名指しで批判しなかったことに関しては、「創業者は父のような存在だった」「人生を変えてもらった人だったんで、やっぱり言えなかった」と告白している。
そして、何故不正が起こっているのかについては、世代交代があったからではないかと話した。創業者が息子に会社を譲ったため問題が起きていると中野優作は指摘する。
人事に問題があり、その結果現場にプレッシャーがかかり、不正請求をしたのではと考えているのだ。
現在ビッグモーターで働いている人に関しては、「家族のために仕方なくやっている人が多いのではないか」と語っている。
不祥事が起こり問題視されているビッグモーターだが、中野優作にとっては思い出の詰まった会社だ。言葉を詰まらせながら話しており、「辛さが伝わる」というコメントが投稿されている。
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