ベテランジャニーズ、内海光司がファンに異例の苦言! 「ボクのキャラクターやグッズを見せながら……」
ベテランの露出増加はタッキーのおかげかな?(C)サイゾーウーマン

光GENJIの元メンバーで、近年は舞台やテレビ番組にも登場するなど活躍の場を広げているジャニーズの中でもベテランの内海光司。5月20日~29日にかけて、ジャニーズJr.・小川優が主演を務めた舞台『淡海乃海-現世を生き抜くことが業なれば-』に出演していたが、内海は公演終了後に公式携帯サイト・Johnny's webのブログで、ファンの観劇マナーについて苦言を呈した。

今作は、小説『淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~』(TOブックス)を原作とした転生時代劇。主演の小川は武将・朽木基綱(竹若丸)役に抜てきされ、内海は歴史好きな現代日本人“俺”という役柄を演じていた。

千秋楽から2日後の31日、内海はブログ「HAPPY LUCKY KINOPPY」を更新。上演中、客席からステージに向けて「ボクのキャラクターやグッズを見せながら観劇していた人がちらほら」いたと報告した。

舞台は「音楽イベントではない」として、共演者やスタッフ、周囲の観客に「申し訳ない気持ちでいっぱい」と吐露。こうしたブログをアップすることは不本意だったのか、マナーを守って観劇したファンに対して「楽しい内容をお届けできなくてごめんなさい」とお詫びしたのだった。

「舞台『淡海乃海』の公式Twitterアカウントも、千秋楽の29日に『皆様に最後まで楽しんで頂けるよう改めて観劇マナーのご協力をお願い致します』とツイート。『客席内・舞台上の写真撮影及び録音・録画は禁止しております』といった基本的なルールに触れつつ、『本公演では応援うちわ等、それに類するもので出演者を応援することはできません』と注意喚起していました。内海がブログに書いた通り、何らかのタレントグッズを持ち、出演者にアピールしているような観客の存在が問題視されたのでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)

内海のブログを受けて、ネット上では「熱心な原作ファンがグッズを持ち込んだのかと思ったら、まさかの内海グッズ……」「ファンがしたことは内海くんの責任になる。内海くんの『ごめんなさい』が悲しい」「公式からの“応援グッズやめてください”という注意は、てっきり小川くんファンに向けて言ってるのかと思ってた。内海ファンは大人が多いのにマナーを守れないのか」「小川くんファンの学生さんに注意喚起したのかと勝手に想像しちゃったけど、予想外だった」と困惑の声が上がっていた。

ちなみに、ジャニーズファミリークラブ(ファンクラブ)サイト内の「コンサート・舞台 応援マナーについての注意とお願い」のページには、舞台の項目に「原則的に、応援グッズ(うちわ・ペンライト等)を持ち込むことはできません」と記載がある。グッズを使用可能な公演の場合は、ファンクラブ会員向けのメール伝言板などでお知らせするという。

ジャニーズ出演舞台で問題視される観劇マナー

一方、ジャニーズタレントの出演作に関しては、過去にも舞台の公式側が禁止行為について呼びかけた例が複数ある。例えば、ジャニーズJr.内ユニット・美 少年の岩崎大昇が主演を務め、少年忍者・織山尚大も出演した『ELF - The Musical/エルフ・ザ ミュージカル』(2020年11月に上演)のTwitterアカウントは、同月18日に「ここまでの公演で、一部観劇マナーの良くない方が散見されております」と明言した。

続けて、「ご観劇中の録音や録画は禁止致しております」「上演中のおしゃべりはお控えください」「出来る限り、途中入場・途中退場はご遠慮頂きますようお願い致します」と具体例を挙げて忠告。また、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、「入り待ち・出待ち行為は一切お断りしております」とアナウンスしたのだった。

さらに昨年8月にも、ジャニーズ所属の俳優・室龍太が主演し、当時関西ジャニーズJr.だった古謝那伊留(後に退所)が参加していた舞台『コムサdeマンボ!』で、公式Twitterが来場者への“お願い”を投稿した。8月15日の午後8時台、公式アカウントが「室座長 がいじけるので、最後まで前を向かい、じゃなかった向いたままでお願いします」とツイート。

内海光司のファンに釘を刺す発言は異例

「ツイートと同日の夜公演に、もともと関西ジャニーズJr.だったSnow Man・向井康二が見に来ていたそうで、その姿を探した観客の視線が後方に集中していたとか。ツイートは雪だるまの絵文字や、“向かい(むかい)”の文字を交えるなど、向井を匂わしていました。それにしても、最後まで舞台を見るようにお願いするとは、当日のファンの反応はよほどひどかったのでしょう」(同)

こうして、過去に運営サイドがマナーについて発信したことはあったが、今回の内海のようにタレント側がここまで自身のファンに釘を刺すのは異例だろう。

今後、内海は8月~9月にSixTONES・京本大我が主演を務めるオリジナルミュージカル『流星の音色』に出演予定。こちらはジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏が演出を手がける作品で、ジャニーズJr.のユニット・Jr.SPの松尾龍、ジャニーズJr.の林一敬もキャストに名を連ねている。後輩が座長を務める公演で、再び内海が心を痛める事態にならなければよいのだが……。

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