TikTok for businessは23日、TikTokの利用実態をまとめた調査結果「ミレニアル世代白書 〜小さな冒険を渇望する、ミレニアル世代〜」を発表した。
TikTokでは1981年~1995年に生まれたユーザーをミレニアル世代と定義。今回の調査結果では、このミレニアル世代にTikTokが受け入れられている理由について明らかにしている。
App Annie調べによるTikTokのユーザー構成比を見ると、3人に1人が25歳~44歳のユーザーであり(2021年6月時点)、多くのミレニアル世代がTikTokを利用していることが分かっている。
ミレニアル世代のTikTok利用シーンについて質問したところ、「やる気を出したいとき」と答えた人の割合が他の世代と比べて高い結果となり、気持ちをリフレッシュしたい時やポジティブな気持ちになりたい時に活用している人が多いことも分かった。
ミレニアル世代の特徴としてコメント欄をコミュニティとして捉えている傾向があり、「コメント欄でほかの人の発言に共感する」、ほかのSNSに比べて「コメント欄が盛り上がっている」「コメント欄が見やすい」と回答した人がいずれも60%を越える結果となった。
このように、ミレニアル世代ではTikTokを動画コンテンツとして楽しむことはもちろん、コメント欄を通してさまざまな価値観に触れることで、より有意義なプラットフォームとして活用している人が多いようだ。
また、調査結果では価値観の違いについても言及。現状に満足していないが大きな変化を求めていないミレニアル世代は、TikTokに対し「見たことのない世界の発見」「ためになる豆知識」「クスっと笑える息抜き」といった“小さな冒険”を求めているという。
2016年にサービスをスタートさせてから若い世代を中心に急速に人気を高め、昨今では世代を問わず支持されているTikTok。世代によって楽しみ方や求めるものが異なる点もまた、幅広い世代から受け入れられる理由なのだろう。
文:miyasuke
出典:PR TIMES
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