櫻井翔の「うるさい解説」はいらない? NHK中継の北京五輪閉会式が大好評で…
櫻井翔の「うるさい解説」はいらない? NHK中継の北京五輪閉会式が大好評で…の画像
櫻井翔(写真/Getty Imagesより)

北京冬季五輪では、日本テレビ系の五輪番組のメインキャスターに抜擢されていた嵐・櫻井翔。同局で2月21日に放送された『くりぃむしちゅーの!THE☆レジェンド北京五輪SP』にゲスト出演した際には、アスリートからの質問に対する、ある受け答えが話題になったという。

「北京オリンピックのメダリストを招き、語り合う生放送スペシャルとなる同番組には、スノーボード女子ビッグエア銅メダリストの村瀬心椛選手もリモートで出演。そろそろ出演時間が終わるというタイミングで、司会のくりぃむしちゅー・上田晋也から最後に『スタジオにいる人に“こういうこと聞きたいな”っていうのがあったらどうぞ』と聞かれた村瀬選手は、『えっと、櫻井さんに聞きたいんですけど……』と切り出したんですが、これに櫻井は『えぇっ!?』とかなり驚いた様子でした。村瀬選手から、大舞台などで緊張しない方法があれば教えてほしいと頼まれると、『メドリ……メダリストの方に言えることは本当にないと思うんですけど』と噛んだり、『たとえば、一緒だと思いますけど、練習してきた景色だったりとか、練習してきた……その、なんていうのかな、うん、景色だとか』と同じワードを連呼。スタジオにいる他のメダリストへの質問になると踏み、自分には来ないと気が緩んでいたのでしょうが、女子高生相手にしどろもどろになっていたとネット上で話題になりました」(芸能ライター)

同局の五輪番組におけるキャスターぶりについては評価はどうなのだろうか。

「現場に行くことをモットーとしていた櫻井ですが、今回は北京には行かず、汐留のスタジオでの番組出演だったことに忸怩たる思いだったでしょう。それでも、現場キャスターを務めたプロフィギュアスケーターの荒川静香と息の合った掛け合いなどで番組を盛り上げましたが、NHKでのメインキャスターだった東京五輪と比べれば、それほど存在感はなかったかもしれません」(芸能関係者)

NHKで生中継された北京五輪の閉会式は平均世帯視聴率18.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録したが、ネット上では櫻井の存在意義について賛否の声が上がっていた。

「今回の閉会式はアナウンサーによる実況や解説もそれほど多くなく、淡々と進められたため、『落ち着いて見られる』『うるさくなくてよかった』といった声がネットでは上がっていました。この背景には、東京パラリンピック閉会式での“櫻井解説”があります。パラリンピックでの櫻井はいろいろと閉会式の模様を解説しまくりでした。もちろん解説がわかりやすいという擁護派もいたが、『櫻井がうるさい』という声が圧倒的。今回の北京五輪閉会式では、櫻井の解説が欲しかったという声もあるにはあったが、静かに観られてよかったという視聴者は多かった」(前出・芸能関係者)

それでも、日本テレビの櫻井に対する信頼は変わらず。櫻井は現在、同局のニュース番組『news zero』で月曜キャスターを務めているが、今後はキャスター業に本腰を入れる可能性もあるという。

「エースだった桝太一アナが3月末で退社することで、日テレとしては知名度のある男性キャスター不足が課題となっています。日テレは今後、『news zero』に櫻井が出演する曜日を増やしたい意向だといい、そればかりか有働由美子に代わってメインキャスターに据えるプランも持っていると聞きます」(テレビ関係者)

キャスターを軸足とするなら、櫻井は今のうちに急な質問にも対処できる瞬発力を磨いたほうがよさそう?

おすすめの記事