ブライアン

チャンネル登録者数276万人を超える人気YouTuber「ブライアンチャンネル」のブライアンが、所属事務所kiiiから退所したことを13日に発表。『ご報告があります。』と題した動画は、公開2日で100万回以上再生されており、注目を集めている。

ブライアンは日米ハーフの25歳のYouTuber。現在の主戦場をYouTubeにしているが、もともとはTwitterの6秒動画である「Vine」にて人気を博していた人物であり、日本人初となる10億回再生を果たした(現在Vineはサービスを終了)。

ブライアンが運営する「ブライアンチャンネル」のチャンネル登録者数は7月15日時点で276万人を超えており、サブチャンネル「Brian Games」でも登録者数が100万人を超えるなど、絶大な人気を誇っている。

今回の動画でブライアンは、Kiiiを退所したことを発表。退所してから時間が経過しており、報告するタイミングがなかったようだ。

ブライアンによる、食事の席などで居合わせた客に「所属事務所はKiiiだよね?」「Kiiiにいるんだよね?」などと訊ねられることがたびたびあったといい、そのたびに退所の事実を伝えていたそうだ。

そのような経緯もあり、ブライアンは一度きちんと自身がKiiiを退所した旨の報告動画を出さねばならないと感じ、今回の動画で退所を報告することになったと説明。

ブライアンは、「(事務所に)入っててもなんも変わらないし、辞めてもなんもかわらない」と話しており、Kiiiに所属しているメリットはとくに無かったようだ。

Kiiiからは先日、契約満了につき「きまぐれクック」が退所したことが正式に発表されたばかり。相次ぐYouTuber脱退問題はまだまだ収束していないようだ。このような背景には、代表交代問題のみならず、実力のある大物YouTuberは事務所に守ってもらわなくても戦っていけるという側面もあるのだろう。

ブライアンという大物YouTuberまでも抜けてしまったKiii。事務所側がクリエイターのマネージメントの在り方をいまいちど考えなければならない、過渡期なのかもしれない。

出典:ブライアンチャンネル

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