『鬼越トマホーク喧嘩チャンネル』の「粗品の好きな芸人ランキング【鬼越トマホーク】」は、普段辛辣なコメントで知られる粗品が、今回だけは悪口を封印し、心から好きで尊敬する芸人への思いを語った。

手元にはびっしりと書き込まれたメモ。その姿に、お笑いへの深い愛と敬意がにじみ出ている。

粗品はこの企画のために、丁寧にメモを用意して臨んでいた。

5位には手数の多いボケが魅力のカズレーザー、トレンディエンジェル・たかし、古坂大魔王の3名。

「一緒にいてツッコミたい」という独自の視点が光る。

4位のミルクボーイについては、営業先で毎回ネタを作り込む姿勢を絶賛。

「漫才で笑わせようとする姿勢がエンターテイナー」と、その職人魂に惚れ込んでいる。

3位にはハリウッドザコシショウ。R1優勝前から注目していたエピソードを交え、圧倒的な存在感を評価した。

2位はフットボールアワーとブラックマヨネーズ。

後藤の「なんでやねん」の絶妙なタイミングや、小杉の100%で突っ込む力、吉田の「目先の小さな笑いで大きなマンションに住む」哲学まで、粗品が青春時代から見続けてきた漫才への愛が溢れる。

コメント欄には「こんなに真剣に語る粗品を見たことがない」「ちゃんと準備してくる姿勢に感動した」という声が続出。

普段の毒舌キャラとのギャップが、かえってお笑いへの純粋な情熱を際立たせている。

具体的なエピソードを交えながら、それぞれの芸人の魅力を丁寧に解説する姿は、まるで愛する絵画について語る美術評論家のよう。

お笑いという芸術を心から愛する一人の芸人の姿が、多くの人の心を打った瞬間であった。