
『倹者の流儀』の「【お金を使わない人生】私が貯金7千万円と引き換えに失ったもの」は、7年間のストイック節約生活で得たものと失ったものを赤裸々に告白する。
節約貯金YouTuberとして活動する投稿者が、貯金への執着が招いた予想外の弊害について実体験を元に解説している。
7年間の節約生活で7千万円を貯めた投稿者だが、その過程で人間性すら失いかけたという。
まず「貯金市場主義者」となり、全ての価値を資産額で測るようになった。
マネーフォワードを1日1回更新しないと禁断症状が出るほど貯金に依存するようになってしまう。
次に「お金を使うと苦痛を伴う」状態となり、2〜3万円の買い物に1〜3年悩むほどお金を使えなくなった。
さらに「貯金はあるが貧乏」という矛盾した状況に陥り、手取り100万円でも実質10万円で生活する異常事態に。
極めつけは「動物に近くなる」現象で、食う・寝る・やるという3大欲求のみで生きるライオンのような存在になったという。
最終的には「お金だけじゃない」という心理に到達するも、既に人間らしさを失った後だった。
「これは貯金の恐ろしさを知る貴重な証言」「自分も同じ道を歩んでいるかも」といった共感の声が多数寄せられ、節約の行き過ぎに警鐘を鳴らす内容として話題となっている。
特に32歳で人生の終わりを考え始め、免許も持たずに最低限の生活に甘んじる姿は衝撃的。
一方で投稿者は「貯金したことを後悔したことは一度もない」と断言し、選択肢のある人生の重要性を強調している。
お金がない時代と豊かな時代の両方を経験したからこそ見えた真理がそこにはある。
節約は手段であって目的ではないという教訓を、身をもって示した貴重な告白動画だ。
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