【このはちゃんのバレンタイン】お父さんと弟に感謝を伝えるチョコ

このはちゃんはコルネリア・デ・ランゲ症候群(CdLS)という先天性の病気を持って生まれた。腸閉塞や胃食道逆流症といった病気と戦い、特別支援学校を卒業し成人を迎えた女の子だ。重度知的障害児であるこのはちゃん。楽しく明るく、ときに苦労し涙もたくさん流してきたご家族の日々がつづられている。

お母さんとバレンタインのチョコレートを買いに行こう!

このはちゃんは体が弱く体力も低めだ。お母さんはいつもこのはちゃんの様子を見て、機嫌がよさそうばときに、外に連れ出したりご飯を食べてもらったりしている。チョコレートを買いに行こうと誘ったけれどこのはちゃんは眠そう。

お父さんも弟君もこのはちゃんの病気に寄り添い、ママのよき理解者となっている。そんなお父さんと弟君に、ママとこのはちゃんからチョコレートを渡そうと頑張ってお店に買いに行った。その夜、チョコレートを渡す様子がアップされている。

ご機嫌でチョコを届けるこのはちゃん

このはちゃんは重度障害のため会話ができないが、ご家族と意思の疎通はとれている。お母さんとお父さんはこのはちゃんの病気に向き合い、常に寄り添いながら暮らしてきた。

うれしくてついついチョコの入った箱をぶんぶん降ってしまうこのはちゃんがまた可愛い!自分の部屋にお父さんを呼び嬉しそうに笑顔いっぱいでチョコレートをあげた。エンジン全開でとにかく楽しそうなこのはちゃん。このはちゃん用に買ってきたきれいな箱のチョコを見て、ますます笑顔満開。

弟君にもありがとうの気持ちをを込めて渡せるかな?

弟君にもチョコをあげられるかな?上機嫌で弟君のお部屋をノックして「いつもありがとう」というお母さんの声に合わせて「ねー」といいつつ、きちんと渡すことができた。「ありがとう」といって受け取る弟君。

ちゃんと渡せて一番うれしそうなのはお母さんだったが、「咳」が出そうになって急いで退避。このはちゃんは「咳」の音が苦手で咳の音を聞くと機嫌が悪くなってしまうのだ。その後、お父さんとお母さんと一緒にチョコレートを満喫。

このはちゃんはお父さん「あーん」もしてあげていた。 障害を持っていることで日常生活も大変だ。ご家族も苦労があると思うが、このはちゃんもお母さんもお父さんも、新しいことにもチャレンジしている姿など、活き活きと生活を楽しむ様子を見ることができる。

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