
『こつぶちゃんねる』の「この地形どう巡る?島だらけの長崎を2泊3日で楽しみつくす【ハイエース車中泊旅】」は、人気女性YouTuberこつぶが愛車のハイエースで長崎県の島々を巡る2泊3日の車中泊旅である。
日本最西端への憧れを胸に、神崎鼻公園から平戸島、そして生月島へと旅路を重ねる中で、旅の醍醐味と小さな挫折、そして何気ない幸せを丁寧に切り取った内容となっている。
旅の始まりである神崎鼻公園では、目の前に広がる平戸島を見て「西の最果て感はないですね」と率直に語るこつぶの姿が印象的である。しかし、この素直な感想こそが彼女の魅力の一つ。平戸島で名物のちゃんぽんを味わった後も、真の最西端への探求心は止まらない。「ここまで来たら平戸島の一番先のほうまで行ってみたい」という言葉には、旅人としての純粋な好奇心が溢れている。
スマホで発見した「本土と繋がった道の最西端」という文字に心躍らせ、宮野浦漁港まで足を延ばす行動力は、視聴者にも冒険への憧れを抱かせる。険しい山道を前に断念せざるを得なかった瞬間の「残念ですがまたの機会に」という言葉には、無理をしない賢明さと次への期待が込められている。
生月島で迎えた夜は、この旅のハイライトとも言える時間である。
「ようこそ 本土最西端のコンビニへ」という張り紙が貼られたファミリーマートでの買い物シーンでは、地方ならではの豊富な品揃えに驚く様子が微笑ましい。長崎県産ヒラメの刺身と缶ビールという組み合わせは、決して贅沢ではないかもしれないが、一日の疲れを癒すには十分すぎるご褒美である。「お疲れ様でーす」と乾杯し、「ぷはぁ。うまい!」と心底幸せそうな表情を浮かべる瞬間には、旅の本質的な喜びが凝縮されている。
視聴者からも「最高の趣味回」「刺身が売ってるファミマ珍しい」という共感の声が多数寄せられており、彼女の自然体な魅力が多くの人の心を捉えていることがうかわる。日常から少し離れた場所で味わう、何気ない幸せの尊さを改めて教えてくれる動画である。
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