
イギリスで機械エンジニアを営んでいるYouTuber・James Bruton氏が全方向電動バイクを開発、今年2025年1月21日に動画で公開した。
James氏が開発した電動バイクは2つのボールをタイヤとすることで、回転や進行方向が自由自在となっている。
ホイールに用いられているボールは「ウォーキング・グローブ」と呼ばれるもので、サーカスに使われるプラスチック製のもの。
また、電動バイクにボールは3つ搭載されており、うち2つがホイールの役目を担っており、1つは「アイドラー」というものでバランス制御に使われるボールだ。
驚くのが、バイクのホイール周りに使われるパーツは3Dプリンターで自作されているということ。
勿論、しっかりとした性能も実現されており、ホイールユニットの回転数は最大で約80回転/秒、モーターのトルクは3馬力弱のスペックとなっている。
動画では試走シーンの他に電動バイクの組み立てや構造の解説、またJames氏が他に開発した面白バイクの走行シーンも収められている。
エンジニアだからこそ保有する高度な技術・能力を、こうした遊び心満載なことにこそフル活用する。実に夢を感じさせてくれる動画企画だ。
SNSの発達により、情報発信が自由になった今。高度スキル×遊び心から想像できるクリエイターが、エンターテインメントを制するのかもしれない。
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