事故を隠して納車するという、悪質な輸送業者がいたと報じられている。被害に遭った男性は納車を楽しみにしていたのだが、届いた時にはフロントバンパーが損傷していたのだ。
納車時に車が損傷!「ぶつけてません」と否定
長野県在住の男性が、兵庫県の中古車店で車(350万円)を購入した。男性は、購入した車を長野県まで運ぶため、輸送業者に依頼している。
本来なら、苦労して購入した車が届いて喜ぶはずだった。しかし、男性は納車時に、フロントバンパーが損傷していることに気が付く。
当時、輸送したドライバーは「ぶつけてません」「何もありませんでした」と言っていた。
しかし、男性がドライブレコーダーを確認したところ、ずさんな輸送だったことが判明したのだ。
雪に突っ込みそのまま納車!車は修理することに
ドライブレコーダーの映像では、雪が積もる道を走行中に、スリップして雪に突っ込んでいた。
しかも、ドライバーはその後、何事もなかったかのように歌いながら運転している。
そしてそのまま、男性に車を届けたのだ。なかなかの度胸である。当然だが、車の修理代20万円は、全額輸送業者が負担することになった。
男性は、「二度と陸送手配はしない」と断言している。輸送業者には約7万円支払ったのに、このザマなのだ。酷い話である。
ビッグモーターの不正請求といい、ダイハツの不祥事といい、自動車業界は悪いニュースばかりだ。
追い打ちをかけるように、今度は輸送業者のニュースである。そろそろ、良いニュースで業界を盛り上げてほしいものだ。
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